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【ACL G組 5節】予選突破の可能性を残せるか?ガンバ大阪 vs 水原三星ブルーウィングス(感想)

アジアチャンピオンズリーグ アジアチャンピオンズリーグ-グループリーグ(2016)

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AFC チャンピオンズリーグ 2016 グループステージ MD5 グループG


【マッチプレビュー】

4試合を終えて、2分2敗の勝点2。自力突破は無くなったものの、この時点でも突破の可能性を残しているのはラッキーと言えるでしょう。ガンバが突破する条件は2つ。

 

①ガンバが勝利する、もしくは引き分ける
②上海上港がメルボルンVに勝利する

 

ただ、引き分けでは現実的な可能性は厳しいので、勝利が求められます。その場合、ガンバは水原を抜き、3位に浮上。最終節でメルボルンに勝利すれば、メルボルンを抜いて2位突破が決まります。勝点のわりには挽回が可能な状況ですが、果たして。

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フォーメーション&試合結果

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ガンバ大阪

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1

0-0

1-2

2

水原三星ブルーウィングス

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負の連鎖が続くガンバ大阪

ガンバ大阪は4-2-3-1、いつものシステム。1トップはパトリックではなく長沢、攻撃的な中盤は、左からアデミウソン、宇佐美、藤本と並ぶ。右利きのアデミウソンを左に、左利きの藤本を右に置いていることから、この3人には得点力が期待される。

 

アウェーの水原は4-1-4-1、前線を厚くした形。攻撃力のアップはもちろん、守備においても数的優位を利用して、前線からプレスをかけ、積極的にボールを奪う狙いだろう。この布陣のデメリットは、中盤の底からDFラインにかけて人が足りなくなること。そのため、カウンターには、かなり弱い戦術と言える。

 

勝たなければ即敗退、というのは水原も同じ。そのため、攻撃を重視することを選択したのだろう。

 

システム的な相性はいいように思えたが、序盤からガンバの動きは冴えない。直近5試合は1勝4敗、良くない状態をそのまま引きずって試合に入ってしまった。

 

まず、攻撃におけるチャレンジが極端に少ない。リスクを負わないので、単調なパスが多く、思い切ってポジションを離れることもほとんどない。得点の気配はほぼ感じられなかった。あえて慎重に試合に入ったとも取れなくはないが、アウェーの水原が攻撃的な姿勢を選択したこととは対照的だ。

 

その水原の攻撃は得点の気配を濃厚に漂わせていた。4枚の攻撃的MFを捕まえきることは流石に難しく、なんどかゴール近くで自由なコンビネーションを発揮させてしまっった。それによりガンバは時に宇佐美やアデミウソンがゴール前まで守備に戻された。そうなると、当然ボールを奪ってもカウンターを発動できる状況は少なくなる。水原の戦術が予想以上にハマっていた。

 

メンタル面に問題を抱える宇佐美

しかしガンバは、前半37分にPKを獲得する。少し大げさにも見えたが丹羽がうまくファールを誘った。

 

キッカーは宇佐美。実況によれば、ベンチへキッカーを志願したとのことだ。しかし、蹴ったボールはコースが甘い。GKに難なくセーブされてしまった。しかし、幸いなことに相手ファールによって蹴り直すチャンスを得た。が、またもセーブされてしまう。2度目のキックは1度目より更にコースが甘かったように思う。

 

この日の宇佐美は全く凡庸な選手だった。いや、ここ最近の宇佐美と言うべきか。ピタリと止めるトラップも、振りの鋭いシュートも、テクニカルなドリブルもなく、単純なミスも散見される。残念ながら、今はかつての輝きを失っている。

 

問題はメンタルにあるように思う。日本代表に定着していこう、少しプレッシャーが重すぎるのだ。もともと宇佐美は、メンタルが強い選手ではない。バイエルンでチームメイトだったフランス代表リベリも「技術は1流、メンタルはクソ」と宇佐美を評したらしい。

 

何より気持ちよくプレー出来なければ輝かない選手であることは、過去の実績が物語っている。昨シーズンは古巣ガンバの居心地の良さとドイツで溜まった鬱憤が一気に晴らされたことで、気持ちよさがプレッシャーを上回っていたのだと思う。

 

捨て身になったガンバの輝き

先制のチャンスを逃したガンバは、スコアレスで後半を迎える。しかし、開始直後の後半4分、俊足FWのサントスに、DFラインの裏に抜けだされ、先制点を決められる。前半も何度かサントスを捕まえられず、ピンチを迎えていたが、遂に破られてしまった。

 

後半12分にはPKを献上し、あっという間に2点差となる。判定自体はやや不運だったが、先制点同様、前線の選手を捕まえきれなかったことが遠因だ。ゴール前でラインの裏へ飛び出した選手へのラストパスが今野の腕に当たってしまった。

 

失点直後、ガンバは、長沢に代えてパトリック、アデミウソンに代えて倉田を投入。遠藤のポジションもよりゴールに近い位置へ変更した。

 

攻撃に本気になったガンバ。それが思いのほか機能した。ようやくリスクを負うことを躊躇しなくなったガンバは、選手が持ち場を離れて果敢に前線へ飛び出す。パスコースが増え、攻撃は流動性が増していった。

 

チームもまた、メンタル面で問題を抱えている

結局、反撃も1点を返すまで。吹っ切れたガンバ大阪ではあったが追いつくことは出来なかった。そのため、ACLでの敗退が決定した。

 

終盤のいい流れが最初から出来ないのは、自信が足りず、リスクを負おうとする覚悟が持てないからだ。しかし、逆転を目指した状況では「とにかく点を取る」という方針が選手間で共有出来たことで迷いがなくなった。

 

もしかしたら、一度思い切って、この日同様の攻撃姿勢を持って試合に挑む必要があるのかも知れない。あまりにも守備をないがしろにしたバランスになってしまい、大量失点も十分にあり得るが、そんなショック療法が必要なのかもしれない。

 



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