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【キリンカップ 準決勝】必然の大勝 日本代表 vs ブルガリア代表(採点)

日本代表 日本代表-キリンカップ

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キリンカップサッカー2016 準決勝


【マッチプレビュー】

なんだかキリンカップは久しぶり。調べてみると前回は2011年、5年ぶりの開催。復活のキリンカップ、大会フォーマットも変わってます。ブルガリア、デンマーク、ボスニア・ヘルツェゴビナが招待された今大会はトーナメントの形を取ります。つまり、3チーム中、1チームとは対戦しないということ(これまでは参加チーム総当りのリーグ戦)。なんだか少し残念だけど、フルメンバーとも言える日本代表に期待しましょ。

 

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フォーメーション&試合結果 

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日本代表

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7

4-0

3-2

2

ブルガリア代表

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完璧過ぎる前半

4-2-3-1の布陣を引く日本は本田が不在である。攻撃的な位置には左に清武、中央香川、右に小林悠を置く。本田不在時の対応が課題として叫ばれていたが、以前ほどミランの10番が重要な位置を占めているとは思わない。

 

一方のブルガリアは4-2-2-2。攻守の重心は低く、守備を重視したチームと考えてよい。なのでカウンターは狙うだろうが、それ以外は2トップを起点としたサイドからの攻撃が第一手と思われる。オーソドックスなチームと言える。

 

試合は早い段階で日本が先制する。柏木のクロスを岡崎がヘッド決めた前半4分。ブルガリアはクロスボールにあまりに弱い。ディフェンスラインは絵に描いたようなボールウォッチャーとなり、侵入者を検知しない。この後も何度かピンチを作り、そのうちいくつかは失点の原因となった。

 

日本は先制以降、軽妙にパスを回す。選手間の距離が近く、ダイレクトのパスも成功率は高い。サイドバックの上がりもタイミングが良い。攻撃は中央、サイド偏りが無い。全体の重心も良い。前掛かりになりすぎず、守りに入りすぎ無い。ピッチにバランスよく選手が散らばるため、ボールを失っても即座に対応できる。だからカウンターは受けにくい。

 

そう、前半の日本は全てにおいてバランスが素晴らしかった。ブルガリアの不出来を勘案したとしても完璧な前半だった。日本はこのバランスという具体的なようではっきりしない、一種概念に近い便利な言葉を実に見事に体現してみせた。

 

ただ一つの違い、決定力

後半、日本は更に3点を追加した。前半で勝負は決していたこのような試合で後半も得点を重ねることは珍しい。しかし、2失点を喫した。こちらはむしろよくある展開であろう。気の緩みという言葉で片付けられがちな失点と言える。

 

試合を終えれば日本は望外の大勝だった。確かにサッカーにおいて7得点は珍しい結果ではある。しかし、当然の帰結と説明することも出来る。

 

この試合に限ればブルガリアはアジア2次予選レベルの相手と考えればいい。本来の実力はわからない。しかし蓋を開けてみればその程度の相手であった。もちろんキリンカップに対するモチベーション、長距離の移動等、ブルガリアにもエクスキューズはあろうが。

 

この7得点を妥当と考えるには決定力にフォーカスする必要がある。アジアにおける日本のこれまでの苦労は決定力という言葉に集約する。ご存知の通り、決定機は山と作ってきたのが日本である。決定力は並以下だと証明し続けてきた。その証明を見続けてきたサポーターとしては、特段今日の決定機が多かったようにも思えない。つまり取れるのだ、並以上の決定力であればこれぐらいの得点を。

 

如何に決定力が大事か。大差の勝利でそんなことを痛感する。

 

採点(日本代表)

GK 川島 永嗣 5.5
PK含め、確かに何度かの決定機を阻止した。しかし2失点ともに止めるチャンスもあった。どうしてもネガティブな印象の方が強く、採点は低めとした。6.5と採点することも可能ではある。

 

DF 吉田 麻也 6.0
大方手堅い内容だったが、後半、集中力に欠けるプレーも見られた。守備での安定感は相変わらずあと一歩という印象が拭えない。ただし2得点は立派。

 

DF 森重 真人 6.0
手堅い守備を見せた。こちらは吉田と違いいつもの不安定なミスは無かったように思う。そして相変わらずセットプレーに強く、吉田の得点をアシスト。

 

DF 長友 佑都 6.5
攻守にバランス良し。コンディション、気迫ともに良好で香川の得点をアシストし結果も残した。

 

DF 酒井 宏樹 7.0
右サイドも攻守にバランス良し。しっかりとした守備と質のいいクロスの供給で貢献した。代表で一番出来の良い酒井だったかもしれない。

 

MF 長谷部 誠 6.5
柏木とのバランスは予想以上に良好。ブルガリアのプレッシャーが弱いとはいえ、攻守にバランサーとして機能した。

 

MF 柏木 陽介 7.5【MOM】
かなり自由にボールを持てたため、決定的なパスを次々と繰り出した。中途半端な位置取りも効果的で最も活躍した選手。

 

MF 清武 弘嗣 7.0
豊富な運動量、攻撃の起点としての動き、パス、ドリブル、全てにおいて高水準なパフォーマンス。レギュラーを張るに相応しい実力を見せた。

 

MF 香川 真司 6.5
比較的自由な位置取りで攻撃に関与した。前半途中で退くも2得点。この人には結果が何よりも重要。

 

MF 小林 悠 5.5
守備は堅実だったが、攻撃であまり存在感を見せることは出来なかった。悪くはなかったが相対的に評価は低い。

 

FW 岡崎 慎司 7.0
裏への飛び出しが冴えた。早い段階での先制点の価値は大きい。プレミア優勝により絶対的なストライカーとしての雰囲気が少し出てきたように思う。

 

MF 宇佐美 貴史 6.0(44分投入)
守備をしようという意識は見えた。得点という結果は出したが、気合が少し空回りしたように感じる。

 

FW 金崎 夢生 6.0(後半開始投入)
攻撃の起点となる岡崎とは違った持ち味はある程度出した。結果もほしかったところだろう。

 

MF 浅野 拓磨 6.5(59分投入)
U23の試合も含め、久々に持ち味であるスピードを発揮。PK奪取という結果を残した。

 

MF 原口 元気 採点なし(70分投入)

DF 遠藤 航 採点なし(76分投入)

DF 昌子 源 採点なし(84分投入)

 

あとがき

ブルガリア、美味しくいただきましたな。それにしてもエンタテイメント性に溢れてて、親善試合としてはこれ以上ない試合内容でした。本田、いないほうがいいんだろうか…?

 

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決勝はボスニア・ヘルツェゴビナ。ブルガリアよりは骨がありそうだとの噂。まあ、メンバー見るに完全に2軍ですがね。

 



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■ハイライト■


【サッカー日本代表】ブルガリア戦 7-2 全ゴールハイライト 2016.06.03 [1080p]