【雑記】J2降格でも名古屋は変わらない

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クラブ史上初のJ2に降格した名古屋。来季に向けた動きは思ったよりも早い。フロントの刷新、監督の退任、選手の退団、次々と決まっていく破壊。

 

が、何かがおかしいという気もする。なぜ、監督も、GMも決まらないうちに次々とグランパスを離れる者だけが決まっていくのか?一体何が起こっているのか?

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次々と突きつける三行半

残留であるにせよ、降格であるにせよ、シーズンが終われば、それなりに来季への期待と言うものは膨らむ。監督、選手編成、ライバルとの戦い方、長いシーズンを乗り切る上での戦略、その先を見据えたクラブの将来。

無害な空論でもあるし、個々人による妄想でしかない。しかしそれは、オフシーズンの娯楽であり、味の約束された俗な肴でもある。応援するクラブに心の土地を分け与え、生活の片隅に定住させているサポーターだからこそ、楽しめる利息のようなものかもしれない。

 

今季、降格という我々にとって受け入れがたい結果を突きつけた名古屋というクラブ。加えて、前述のささやかな楽しみさえ奪っていくつもりらしい。

 

ボスコ、闘莉王、小川、竹内。

 

次々と突きつける三行半の賛否はさておき、一体どういった論理なのだろうか、という気持ちになる。そもそもGM、監督、大半のフロント陣が不在の中、誰がどういった権限で行なう粛清なのだろうか。

 

顔の見えない責任者の、つまり責任を取らない責任者ということでもあるが、粛清を気取った顕示欲が名古屋というクラブをバキバキと音を出しながら壊していくようで、不快感しかない。

 

このクラブは我々のものではないのだな、というやるせなさが湧き上がり、すぐに来季の夢想、という状況にはどうしてもなりにくい。

 

建設順序

確かに名古屋は生半可なリフォームではどうにもならないクラブではあった。だから、心を決めて大きく建て直すという方法も悪い方法ではない。

 

が、建て直すにも順序というものはあるように思う。選手が屋根や壁だとすれば、監督、GMらは柱と表現すればいいだろうか。だとすれば、今はひたすらに古い屋根や壁をむしり取っているといったところか。

 

ただし、支えるべき柱は未だ不鮮明だ。ル・グエン監督であるにせよ、下條GMであるにせよ、柱の噂はあるが確と打ち建ってはいない。その状態で必要な建材まで捨て去ってはいないか、という気持ちは誰しもが持っていることだろう。

 

選手をいち早くリリースするということは、彼らのキャリアを考えれば、プレイヤーファーストとは言える。ただ今のやり方は、単なる不義理でしかないし、手順が違うという印象しか持たせない。

 

事実から逆順に語ってきたが、もちろん、根本的な話に触れていない。それは、これを読んでいる方々も十二分に理解されていることだろう。そう、どんな柱を建てようと、そこにどんな華やかな壁や屋根が載ろうと、土台が腐っていればあまりに脆い。

 

名古屋の目標は、1年でのJ1復帰、2年でのJ1優勝、3年でのACL優勝であるらしい。恐らく顔の見えない責任者が打ち立てた目標なのだろうが、これは断じて土台ではない。言ってみれば、企業の業績目標のようなものであって、企業理念や企業文化には属さない。

 

名古屋というクラブに尽力した人々への仕打ちだけ見ても、J2降格というショック療法でさえ、このクラブに土台というものを築くことはないのだな、という諦めに限りなく近似した気持ちが湧き上がることは抑えがたい。

 

あとがき

今のところJ2泥沼化しか想像できません。もちろん、来季も応援していきますが、この無力感はなかなかのものです。闘莉王が思う無力感の何百分の一でしかないかもしれませんが。

 

仮にル・グエンが大当たりし、J1昇格が成されたとしても、喜んでいいものでしょうか。

 

J2で腐り切る、変わらぬダメさ加減でJ1に戻ってくる。どちらも望んでないのですがねぇ…

 



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