4バックを敷いた名古屋。左右に配置されたサイドバックを評価したい。
シーズン評価(サイドバック編)
矢野 貴章 6.0(31試合/2得点)
心情的に評価したい。どの状況においてもどのポジションにおいても手を抜かずに活動する様はメンタルの鉄人のように思う。それをプロと呼ぶならば名古屋で最もその名称に相応しいのは彼だろう。一方でパフォーマンスだけに限定すれば、5.5ないし5.0ほどの評価にも思う。ただ、これは資質の問題であるから仕方がない。
安田 理大 5.0(22試合/0得点)
彼の良さとはなんだったろうか。若かりし頃の印象としては攻撃的な左サイドバックだったように思う。それと確かな技術も併せ持っていたようなイメージもある。が、名古屋での彼はかつての印象ほどにはまばゆくない。かろうじて後者は垣間見えることはある。多少の手堅さもあったが、シーズンを通して効果的だったという思い出はない。
髙橋 諒 4.5(12試合/0得点)
ルーキーとしてはまずまずの出場数とは言える。ただ、特徴の見えにくい選手でもある。弱みも薄ければ、強みも薄い。穴のない良質なサイドバックになれる資質があると見れなくもない。
古林 将太 5.5(28試合/1得点)
使い勝手はいい選手である。そして、十分に働いたとも思う。なによりの特徴はスタミナだろう。一方で際立った技術があるわけでもない。だからチャンスの創出は並以下の期待感でしかないのも事実だろう。序盤のシモビッチへのクロスが兵器化されればよかったのだが、醸造される前に解体されてしまった。
あとがき
サイドバックが武器になった思い出はないですね。4-4-2が主戦だけにもう少し頑張ってほしかったところ。もちろん戦術的な理由もあれど、それはボスコ体制で磯村が起用されたように選手層の問題だったのかもしれません。
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