ロシアワールドカップ アジア最終予選 グループB 第8節
確かに不甲斐ない結果、不甲斐ない出来だったは思う。だけど、前半からセーブしていたにも係わらず、あれだけ選手が壊れてしまうという環境は考慮すべきだとも思う。
フォーメーション&試合結果
イラク代表 |
0-1 1-0 |
1 |
日本代表 |
採点(日本代表)
チームの出来は悪い。が、あまりに過酷な環境であるため、一概には責められない。
GK 川島 永嗣 5.5
本当の意味での出番はごく少ない。
敢えて言えばフィードの出来が評価を左右する要因だが、それは悪い。また、吉田との連携ミスから同点弾を献上したが、これは吉田の責任が重い。
DF 吉田 麻也 5.5
同点弾に繫がる判断ミスは痛恨。
それ以外では強さをみせていただけに悔恨が残る。
DF 昌子 源 6.5
かなりの部分のポテンシャルは見せ切った。
一対一の対応の巧さは日本屈指。この試合でも充分みせた。
DF 長友 佑都 5.0
この選手が名門インテルで試合に出ているという事実を信用できない。
現状の力量では、全てにおいてJリーグレベルでも目立つ存在ではない。衰えなのかその原因は分からないが、今現在代表クラスの選手ではない。
DF 酒井 宏樹 5.5(~77分)
過酷な環境に壊された。
いつも通り数度、尖った突破を実行し、インターナショナルクラスのプレーをみせる。が、大半の時間は平凡であり、時に平凡以下ですらあるが、前述のいくつかのプレーで帳尻は合わせてくると言えなくもない。
MF 遠藤 航 6.5
長谷部の正統であると証明したと言えるではないか。堅実な守備と繰り出す縦パスで満足な存在感を残した。
ただし、チームが苦しい時間帯に救い切れないところには経験不足は感じる。が、これからの選手であることを考えれば、その点を責め立てるのは、流石に酷であると言わざるを得ない。
MF 井手口 陽介 5.5(~52分)
無念の負傷交代。
豊富な運動量と幾度か質がある縦パスはみせたが、まだまだ彼のポテンシャルは半分も発揮されていない。場面に頻繁に顔を出しているようにみえるが、実効性という意味でも大きな疑問がある。
気合が空回りした面もあったが、猟犬のような彼をみるにはもう少し時間が必要か。
MF 原口 元気 5.5(~60分)
プレーが雑過ぎる。そしてコンデションも決して良くはない。
確かに雑な面は、本来の原口ではある。しかし、幾度かみせたボールを運べる力を考えれば本当にもったいない。
MF 本田 圭佑 6.0
悪くはない。CKからアシストもした。
が、チームの部品感が大きい。正確に役割をこなす日本製という言葉があまりに似合い過ぎる。優秀な起点ではあるが、そこまででしかない。かつて持っていた期待感というものは皆無で、精神面を除けば便利使い以外の利点で採用する選手ではなくなった。
ひとつ残念なのはシリア戦でみせたパスを散らせる能力をほとんどみせてくれなかったこと。もちろんダブルボランチであった点は大きいが、適応ポジションではないと言われ続けたこれまでの右アウトサイドの色合いが濃かった。
MF 久保 裕也 5.0
明らかにコンデションが悪過ぎる。
起点にもなれなければ、持ち味の鋭利なシュートをみせることもほとんどなかった。
FW 大迫 勇也 6.5
彼の体のつくりはどうなっているのか。
恐らく柔軟性と体のバランスが極度に優れているのだろう。無茶なボールですら収めてしまう起点力は、これまでの日本人選手でみたことはない。この試合でも少なくとも前半は思う存分収め続けた。
MF 今野 泰幸 6.0(52分~)
評価材料は少ないが、無難ではあった。
交代選手としての責務を果たしたかと考えれば怪しいが、それは彼のせいだけではない。
MF 倉田 秋 5.5(60分~)
今野同様、材料は少ない。
攻撃的な選手だけにもう少し存在感はほしくはあったが、彼に押し付けられる責任は限られる。
DF 酒井 高徳 5.0(77分~)
短い時間に多くのミスを犯し、チームのリズムを壊した。
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