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【採点&寸評】【ルヴァン杯 GS1節】惨劇の前半 名古屋グランパス vs 浦和レッズ

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JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第1節


フォーメーション&試合結果 

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名古屋グランパス

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1

0-4

1-0

4

浦和レッズ

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採点(名古屋グランパス) 

開始20分弱で3失点の惨劇。

 

特に前半はチームとして機能していなかったので、個々人を評価することに意味があるのかは、疑わしい。

 

スターティングメンバー

GK 武田 洋平 5.0
4失点の責任は免れ難い。

 

ディフェンスラインの一員として、また、最後方のプレイヤーとして、守備を引き締められなかった。今シーズン初登場の試合で、不運であることも否めないが、DFの大混乱をもう少し収めることができたはずだ。

 

ただ、裸で戦場に立つような場面でもあったので、失点シーンについて彼のプレーをどうこういうつもりはない。プレッシャーの掛かるシーンでもボールを繋ぐ技術等は去年に引き続きであり、試合全体ではなく、局面で評価するならば、平均的な彼のプレーレベルを保ったように思う。

 


DF 萩野 滉大 4.0(~36分)【U21】
前半途中の交代は妥当。

 

右サイドで先発も4失点中3失点に直接絡む散々な結果。マークに付きながら同年代の荻原に決められた2失点目は痛恨と言っていい。

 

風間監督自身、荻野の起用はチャレンジだったと言っていただけに、めげずに糧としてほしい。

 

DF 櫛引 一紀 5.0
DFラインは総じて低評価とせざるを得ない。

 

今シーズン初先発ではあるが、彼自身のコンディションは悪くなさそうにみえた。ただ、それでも失点の波を止めることができなかったということは、それだけ組織として機能していなかったということだろう。当然、昨季の主力である櫛引には、組織を率いる責任がある。

 

ポジティブな材料を挙げれば、前述したとおりコンディションだろう。現状、バックアッパーであることを考えれば、これはチームとして心強い。

 

 

DF ワシントン 5.0(~63分)
アンカーとしてDFライン前の防波堤に成り切れなかった。

 

チームが機能しない中、広大なスペースを管理させられたことは不憫ではある。彼なりに努力はしているようにみえたし、ベンチ入りすらしていない状況でコンディションもそこそこではあったことも評価したい。

 

が、やはり期待した役割を全うし切れなかったことは事実でもある。もう少しボールを収めることができれば展開も変わっただろうし、攻撃の舵取りや積極的なボールへの関与が物足りなかった印象もある。そもそも先発時点ではセンターバックで出場していたことあり、酷な面はあるが、アンカーとしては役者不足だったことは否めない。

 


DF 成瀬 竣平 5.0【U21】
左右の若武者としてフル出場を果たした。

 

が、正直なところ出来は芳しくない。採点はやや大目にみた評価ではある。36分に秋山が左に入るまで左サイド、その後は右サイドのサイドバックとして出場していたが、序盤はその左サイドを何度も崩されてしまった。軽々しいタックルで置き去りにされ、ぽっかり穴を空けてしまったり、逆に相手選手と距離を開けすぎて簡単にクロスを上げさせてしまう場面もあった。

 

後半、展開がオープンになってからは何度か右サイドを躍動するシーンもあり、いい意味で若さをみせてくれたが、この試合では良くも悪くも若さをみせたと評価するのが妥当か。

 


MF 内田 健太 5.0
起用の期待に答えたのか、答えていないのか。

 

先発はアンカーだったが、すぐさまワシントンとポジションを入れ替え、センターバックとしてフル出場を果たした。風間監督が、どちらが機能していないと考え、何を期待して入れ替えたのかはわからない。が、個人的には内田のアンカーが展開に合わないと判断されたのではないかと思っている。

 

センターバックに入ってからは、彼自身に大きなミスはなかったが、それほど印象的な活躍があったわけでもない。

 


MF 押谷 祐樹 5.0
昨シーズンに引き続き、機能しているのか、していないのかわからない選手。

 

この試合でも継続してパフォーマンスを発揮していたとは思わないが、その中で何本か大きなチャンスを作った。特に前半は彼のワンチャンスぐらいしかチャンスはなく、もはや、それだけで殊勲である。

 

正直なことを言えば、この選手の良さを未だに理解し切れていないが、穴の少ない選手と言えるのかもしれない。が、去年から決定力は低く、もともと評価されていた得点力は、なお発揮されていない。

 


MF 八反田 康平 5.0
チームが押されている間は存在感が薄かった。

 

後半、チームが息を吹き返す場面では何度か良いパスがあったが、とき既に遅い。この選手も個性が分かりにくい選手ではある。使うことも使われることも、ある程度できる選手ではあるが、ひとりで流れを変える選手ではない。よって、このチームの出来では如何ともしがたい。

 

 

FW 佐藤 寿人 5.5
名古屋の唯一の得点者。

 

押し込まれた前半は、彼の出来も目立ったわけではない。が、ポジションを変えながら、なんとか流れを変えようとする努力は感じられた。その意気はやはりキャプテンだと思える。

 

和泉が入り、左サイドが活性化すると、彼も頻繁にボールに絡み、ゴールを奪った結果は、やはりゴールハンターだと思う一方、生粋の使われる選手だとも思える印象的な内容だった。

 


FW 玉田 圭司 4.5
この試合の玉田は厳しく評価したい。

 

なぜなら、この展開を変える力を持っていたのは彼だけだったと思えるからだ。スタメン全員を入れ替えたこの布陣で、ゲームを作れる、流れを変えるプレーを特色とするのは彼だけだ。それ以外はどちらかと言えば、使われる側の選手か、もしくは若手が大半を占める。であれば、彼に対する期待は大きい。もちろん、その責務は過大ではあるのだが。

 

また、コンディションも良くないようにみえた。リーグでは、悪くないように思えたが、やはりフル出場となると厳しいか。

 


FW 大垣 勇樹 4.5 (~57分)
抜擢のワントップ。

 

しかし、ボールにほとんど絡めないまま終わってしまったと言っていい。ポテンシャルを見る間もなかったが、そんな試合もあると切り替えるべき。ただ、断言はできないが、まだまだワントップを張るには物足りない印象ではあった。

 

 

途中交代

DF 秋山 陽介 5.5(36分~)
決して出来がいいわけではなかったが、若すぎる両サイドバックに比べれば安定感の違いは歴然。


MF 和泉 竜司 6.5(57分~)

彼が入ってからすぐにゲームの流れが変わった。最重要選手をウィークデーに使ってしまったことは気になるが、レギュラーメンバーの力はみせつけた。 

 

MF 長谷川アーリアジャスール 6.5(63分~)

和泉が変えた流れを更に加速させた。彼の持ち味は十分に発揮され、強引な推進力や攻守のフォローが得点を産んだとと言ってもいい。 

 



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