アジア大会2018 ジャカルタ GL第1節
フォーメーション&試合結果
U21日本代表 |
1-0 0-0 |
0 |
U23ネパール代表 |
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アジア大会、サッカーは一足先に開幕しましたね。グラ記事は後々まとめてアップしようと思っているのですが、心機一転デザインを少し変えてみたのでこっちの記事で試してみました。
試合概要
この大会、日本は東京オリンピックに向け、U21で挑んでいる。が、大会自体はU23+OA採用のオリンピック規格。この試合でもネパールはOA含むU23で挑んでいる。
が、試合開始すぐにわかったことだが、実力差は歴然だった。何よりフィジカル差が圧倒的で、日本は苦もなくボールをキープできる。
7分、三苫が早速先制点を決める。実力差から考えられば試合は大きな点差をつけて終わる予感を漂わせた。しかし、その後の日本はゴール前に密集するネパールの人垣を前に攻め手に欠き、何度かのチャンスも決めきれないままスコア動かず試合を終えた。
率直に言って見どころの少ない試合ではあった。が、どうしても点を取りに行くという戦い方でもなかったので、チームとして、ある程度狙い通りではあったのだろう。もちろん、大量得点は望んではいただろうし、単発とは言えチャンスはあったわけで、決定力さえあれば、容易に大差のつく試合だった。
初戦ということで、不要なリスクテイクと体力の浪費を抑える狙いもあるのかもしれない。また、J組はリーグ戦から間もなく、コンデイションは良くない。そう考えれば、勝利という結果のみでも合格と考えてもいいかもしれない。
だから1-0という結果は良い。ただ、ひとつ不満があるとすれば、選手個人の姿勢だ。東京五輪に向けた選考は既に始まっている。加えてA代表を兼任することとなった森保氏が監督だ。日本の頂点への道さえ開けている。そんな中でいくらかチームの和を乱してでもアピールに走る選手がいなかったことは、多少の不安がある。
採点&寸評(U21日本代表)
【採点イメージ】
※主な役割:管理人の推測、推察、願望 ※攻撃、守備:ポジションなりの頑張り度(◎、○、△、☓) |
スターティングメンバー
FW 上田 綺世(~73分)
5.0 | 所属 | 主な役割 | 攻撃 | 守備 |
法政大学 | ・ゴールゲッター ・ターゲットマン |
△ | △ | |
チャンスを幾度となく逃してしまった。
|
MF 三好 康児(~90+5分)
5.0 | 所属 | 主な役割 | 攻撃 | 守備 |
コンサドーレ札幌 | ・チャンスメイカー ・ドリブラー |
△ | △ | |
この試合、日本代表において最も調子の悪い選手だったと言っていい。
キャプテンマークを巻き、大きな期待を背負ったが、印象的なプレーはほとんどない。持ち味のドリブルは切れ味がなく、そもそもボールに触れる回数が少ない。直近のリーグ戦にフル出場しており、十分にエクスキューズはあるが、もう少し繕えなかったか。
期待が大きいだけに落胆も大きく、厳しい評価になりがちではあるが、それだけの選手でもある。以降の試合で奮起してもらいたい。
|
MF 三笘 薫【MOM】
7.0 | 所属 | 主な役割 | 攻撃 | 守備 |
筑波大学 | ・チャンスメイカー ・ライン裏への飛び出し |
◎ | △ | |
結果的に貴重な得点となった先制点を奪う。
しかし得点以上に1試合を通したプレー全体を評価したい。チャンスメイクもすれば、ドリブルで突っかけもし、裏への飛び出しもこなし、オールラウンダーなプレーをみせた。何より試合の流れを感じつつ、適切なプレーを選択できる戦術眼が素晴らしい。
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MF 初瀬 亮(~65分)
5.5 | 所属 | 主な役割 | 攻撃 | 守備 |
ガンバ大阪 | ・サイドアタック ・クロッサー |
○ | △ | |
常に高い位置に陣取ったが、結果は無かった。
ワンサイドゲームに近く、そもそもサイドを駆け上がるようなシーンが作りづらい展開ではあるが、前が詰まったときの打開策はあまり持っていないように感じる。
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MF 長沼 洋一
6.0 | 所属 | 主な役割 | 攻撃 | 守備 |
FC岐阜 | ・サイドアタック ・クロッサー |
○ | △ | |
唯一の得点をアシストするクロスを入れた。
初瀬同様に右の長沼も高い位置を保ったが、こちらの方がやや守備に意識が高い。結果を残した点は評価できるが、全体の出来としてはもうひとつ。稀にハッとさせられるキレのあるプレーを散見させるが、継続しない。
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MF 松本 泰志
6.0 | 所属 | 主な役割 | 攻撃 | 守備 |
サンフレッチェ広島 | ・バランサー ・カバーリング |
○ | △ | |
特に後半は実効性のあるゲームメイクをみせた。
前半から小気味の良いワンタッチパスでボールには絡んだが、効率には疑問のあるパスが多かった。が、後半はロングボールでボールを展開させるプレーをみせ、一定のゲームメイクをしてみせた。
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MF 渡辺 皓太
6.5 | 所属 | 主な役割 | 攻撃 | 守備 |
東京ヴェルディ | ・バランサー ・ゲームメイカー |
○ | △ | |
先制点の起点となる良いスルーパスを出した。
得点時以外も中盤の低い位置から絶妙なパスを何本か通しており、チャンスの起点として機能していた。165cmとサイズがないので今後どこまで通用するかはわからないが、面白い選手であることは間違いない。
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DF 原 輝綺
6.0 | 所属 | 主な役割 | 攻撃 | 守備 |
アルビレックス新潟 | ・右サイド封殺 ・サイドアタッカー |
◎ | ○ | |
攻撃的なサイドバックと同等以上の頻度で攻め上がった。
相手との実力差から成せるプレーだろうが、センターバックとしては驚異的な回数だと感じる。サイドアタック時には、サイドハーフの長沼以上に目立っていたように思う。
ただ、守備機会はほとんどなかったため、センターバックとしての評価はし難い。相手関係が変わったときにどのようなプレーをみせるかは興味深い。
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DF 杉岡 大暉
6.5 | 所属 | 主な役割 | 攻撃 | 守備 |
湘南ベルマーレ | ・左サイド封殺 ・ビルドアップ |
◎ | ○ | |
ディフェンスラインから良質な縦パスを何本か供給した。
右の原に比べて駆け上がる回数こそ少ないが、ビルドアップの貢献度は高い。守備機会はほとんどないため、評価はできないが、攻撃面で十分に役割を果たした。なお、試合途中からサイドハーフにポジションを移している。
|
DF 立田 悠悟
6.5 | 所属 | 主な役割 | 攻撃 | 守備 |
清水エスパルス | ・ディフェンスリーダー ・中央の高さ |
◎ | ○ | |
ディフェンスラインから良質な縦パスを何本か供給した。
右の原に比べて駆け上がる回数こそ少ないが、ビルドアップの貢献度は高い。守備機会はほとんどないため、評価はできないが、攻撃面で十分に役割を果たした。なお、試合途中からサイドハーフにポジションを移している。
|
GK 小島 亨介
5.5 | 所属 | 主な役割 | 攻撃 | 守備 |
早稲田大学 | ☓ | ○ | ||
仕事はなかった。
フィードを送る場面すら皆無であったため、評価する材料がほとんどない。ただゴール前にいるだけの簡単なお仕事であった。
|
途中交代
MF 板倉 滉(65分~)
5.5 | 所属 | 主な役割 | 攻撃 | 守備 |
ベガルタ仙台 | ・中央の高さ ・ビルドアップ |
◎ | △ | |
高い位置で攻撃の駒の一枚としてゲームに絡んだ。
途中出場で左センターバックに入ったが、プレーエリアはほとんど左の中盤だった。印象的なプレーは少なかったが、投入された時間帯を考えれば致し方ない。ただ、セットプレーなりで高さを活かした場面はみてみたかった。
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FW 前田 大然(73分~)
5.5 | 所属 | 主な役割 | 攻撃 | 守備 |
松本山雅FC | ・ゴールゲッター ・ライン裏への飛び出し |
△ | ○ | |
大きなチャンスはなかった。
彼が投入された時点で既にチームはトップギアではなかったため、得点のにおいは薄い。ただ、しっかりとディフェンスにも入っており、大会中にはチャンスを掴めるコンディションだと思われる。
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MF 岩崎 悠人(~90+5分)採点なし
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