紅蘭波主(グランパス)さん ~サッカー好きシステムエンジニアの観戦備忘録ブログ~

グランパスと日本代表を愛するサッカー好きシステムエンジニアの観戦備忘録。

【J1 1st 3節】等々力競技場に行ってきた!川崎フロンターレ vs 名古屋グランパス(生観戦)

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ここまで1勝1分のグランパス。今回の相手は、超絶攻撃力の川崎フロンターレ。同じくここまで1勝1分。

 

鹿島、大宮が敗れたことにより、この試合の勝者が首位に立つという状況。ここまでチームを作りながらギリギリで勝点を得てきた名古屋。是が非でも勝利し、首位に立つことで自信を得たいところ。

 

勝つことでチームが出来ていく、名古屋はそんな時期なのです。チームの歯車なんて、簡単に狂うからね。 

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試合結果


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川崎フロンターレ

3

1-1

2-1

2

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名古屋グランパス


フロンターレがあることが日常な川崎

等々力競技場はこれまでで一番訪れた回数が多いサッカー場だ。ただ、改修後は一度も足を運んでいない。どう変わったのか、楽しみにしたい。

 

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武蔵中原駅>

等々力競技場の最寄り駅はいくつかある。今回はそのうちのひとつ「JR 武蔵中原駅から歩いて等々力に向かう」ルートを選択をした。歩く速さには結構自信があるんだけど、それでも15分ほどかかった。迷うような道順ではないけど、ゆっくり歩くと30分ぐらいあるかもしれない。

 

道すがら、店々には何かしらフロンターレに関するものを目にすることが出来る。フロン太くん人形であったり、チームフラッグであったり、ポスターであったり。ここ武蔵中原は川崎の中心地ではないけど、駅からそれなりに離れた店でさえ、何かしらフロンターレグッズを見る確立が高い。そんな「ここ、川崎なんだからそれが普通でしょ?」というようなさりげない感じが好きだ。

 

例えば同じく地元に根付いている浦和レッズは、しっかりとしたバックアップをする店々が多いように感じる。その代わり、レッズはあくまで一部の人たちの物であり、浦和全体の物として馴染んでいるようには感じない。 ホームタウンとしての環境が違うのでどちらが良い、悪いではないけど、そんな川崎フロンターレの立ち位置は、僕は好きだ。

 

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<このさりげなさ>

 

等々力競技場 、メインSS指定、下層南側A列

等々力競技場に近づくとチャントが聞こえてくる。テンションが上がる瞬間だ。来たぞ、始まるぞ、いよいよだぞ、と。

 

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<等々力競技場>

メインスタンド用の入口から入場。今回は、メインSSの下層を選んだ。アウェイ側に近い南側を選んだものの、別段アウェイ席ではないので、普通に川崎サポーターに挟まれると思われる。そんなこともあり、今日の僕のファッションはグランパスを一切感じさせない出で立ちである。

 

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<あちらに行きたいという思いもある>

さて、席は?と思いチケットを確認すると、なんとA列、つまりは最前列だ。 席に陣取るとキャノン砲のようなレンズをつけた一眼レフを持った人が何人か。僕の貧弱なミラーレスを出しにくい雰囲気だな…(結局は出しましたがね)

 

グランパスが勝点を拾ってきた理由

これまで内容はそれほど良くはないが、勝点を拾ってきた名古屋。その要因は、そこそこ整った守備組織とシモビッチという一発があったからだ。運も味方につけ、相手の攻撃を凌ぎ、全く流れを掴んでいないにも関わらず、一瞬の隙を突いてシモビッチが絡んで得点を取る、それがこれまでの名古屋のパターン。

 

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<キックオフ前>

しかし、これまでのチームと川崎は攻撃力が違った。流麗なコンビネーションから前半6分にあっさり失点してしまう。その後も自陣に押し込まれ、序盤は盛大にボコられた。いったい今日は何点取られるのだろう、覚悟した(笑)

 

予想外の好勝負

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<永井の逆転弾>

結論から言えば名古屋は3失点。とは言え前半は序盤の1失点のみで抑え、一時は逆転までしてみせた。堅剛のスーパーシュートが決まった瞬間はひどく歯噛みしたのは事実だけど、見ている方としてはこれ以上ないほど面白いゲームだった。

 

派手な試合が多いことが川崎劇場と言われる所以だけど、これだけアグレッシブだと優勝は難しいんじゃなかろうか。あまりにも守備に負担がかかりすぎ、どうしても安定感に欠く。

 

逆に、エンターテイメントとしての安定感は抜群だ。等々力はサッカー専用スタジアムではないけどトラックを感じさせない。それにサポーターの雰囲気も統率が取れていてとてもいい。これは皮肉でも何でもなく、お金を払った価値があった、そう思わせてくれた。川崎が大幅に観客数を伸ばした理由が納得できる。

 

大久保嘉人のオフザボールの動き

せっかくのスタジアム観戦。中継のように俯瞰してゲームは見れないけど、普段見れない部分を見ようと思った。前節、湘南ベルマーレでも際立った動きをしていたので大久保の前線での動きを注視してみた。

 

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<噂のヨシメーター>

運動量はそれほど多くない。ただ、常にフリーでボールを貰える位置をふらふらと漂っている。中央だけではなくサイドにも頻繁に流れ、流れが停滞すると中盤にも降りてきて、ボールを触れる。名古屋は大久保に特別な注意を払っていたわけじゃないけど、これは90分抑えきるのは難しいな、と。

 

特に面白いのがゴールまでの手順にあと2手、3手ある時は全く興味が無いかのように動かないこと。それが1手前になると猛然とゴールに向かって動き出す。だから、川崎がゴールに迫れていない時間はあたかも消えているかのように感じるけど、別段抑えられているわけじゃない。

 

やっぱりスタジアム観戦は面白い

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<引き上げる名古屋の選手>

やっぱりスタジアムでの観戦はいい。独特の空気感は気持ちを高揚させてくれるし、テレビでは見れない部分も見ることが出来る。何より「すぐそこでまさにプレーしている」というリアリティ。

 

久しぶりのスタジアム観戦。そして初のひとりスタジアムだったんだけど、ひとり観戦も楽しい。今回はスカパーオンデマンドの解説を聞きながら時にカメラを取り出し、写真を撮るという怪しげな人間だったんだけど、集中して楽しめた。ひとりで映画館に行く感覚に近いよね。

 

さて、この試合の中身は、もう一度スカパーオンデマンドを見て、 記事にしようと思います。それと次回のスタジアム観戦はFC東京の味スタにしようかな!