リオデジャネイロ オリンピック グループB 第2節 U23コロンビア代表戦
【マッチプレビュー】
後ほど感想記載予定です。ひとまず採点を。
フォーメーション&試合結果
U23日本代表 |
0-0 2-2 |
2 |
U23コロンビア代表 |
採点(U23日本代表)
GK 中村 航輔 5.5
いいセーブもあった。過不足無く対応したと言ってもいい。ただ、先制点の印象が悪い。中村の中途半端なフィードが相手陣内まで飛んでいれば、失点への流れは途切れていたに違いない。
DF 植田 直通 5.5
奮迅の相棒に比べれば随分と控えめだった。ただし、役割を果たしていなかったという意味ではない。とは言え、多少の浮つきは感じられた。今大会、未だ植田の闘争心が見えないのはどうしたことか。
DF 塩谷 司 7.5
恐らく双子の兄である。初戦とは別人、という言い方すら生ぬるい。力負けしない守備のパンチ力、中盤を鋭く突き抜ける縦パス。塩谷史上屈指のパフォーマンスと言ってもいいのではないか。
DF 藤春 廣輝 4.5
諸刃の剣では済まされない痛恨のミス。初戦に引き続き、果敢なオーバーラップからチャンスを作り続けてはいた。だからこそ、多少なりともお粗末な守りは目をつぶれる。藤春はそんな選手ではある。が、2失点目のミスは微塵も擁護出来ない。ただただ、本当にただの凡ミスでしかない。あれをやらかして勝てるチームはない。
DF 室屋 成 6.5
不死鳥。初戦であれだけチンチンにされ、なお平然とこの試合でチャレンジ出来るメンタル。攻守に安定のクオリティを発揮する室屋が戻ってきた。
MF 遠藤 航 7.5
不屈のキャプテン。攻守の要所を抑える勘は尋常ではない。三日前と比べてみれば、守備の激しさ、縦パスの精度は大人と子供。
MF 井手口 陽介 5.5
やや気合が空回りしたか。決して出来が悪いわけではなかったが、攻守ともに対応に軽さもあった。今日の彼はいつもの猟犬というよりは、人に飼われた小型犬に近い。
MF 中島 翔哉 7.0
いつもの「U23日本代表」の彼である。左サイドでボールをキープ出来ることがどれだけチームを助けるか。同点弾は時に見せる中島タイムの産物であり、これまで幾度と無く奇跡を起こしてきた魔法。
MF 矢島 慎也 5.5
右サイドの起点として十分に機能した。ただ、軽量級の弱点をやや露呈したと言えなくもない。それをカバーする「試合を読む目」を持つ選手だが、この大舞台で発揮するまでには至っていない。
MF 浅野 拓磨 7.0
完全に一皮剥けた。試合を通しての貢献度という意味では、他の攻撃陣に劣ると言ってもいい。ただ、彼には怖さがある。裏への抜け出し、パンチのあるシュート、劣勢でも笑えるメンタリティ。日本人ストライカーというより、南米のストライカーをも思わせる。初戦からエースとして扱い、この大会で完全に覚醒させるべき選手だったのかもしれない。それにしても数カ月前にミスから泣き顔を晒していた男とは思えない。
FW 興梠 慎三 6.5
安定のカウンター発動機。ひとまず興梠に当てておけば、より良いボールになって返ってくると思わせる。この男が未だ極東に埋もれているのは控え目なメンタルによるところが大きいのだろうか。
FW 南野 拓実 6.0(61分~)
浅野の得点をアシストする結果を残した。何かをやってくれそうな雰囲気はまとっていたものの、何かをやろうとしすぎて失敗する場面がややあった。南野向きの展開だっただけに、得点という結果を求めても求めすぎではないだろう。
FW 大島 僚太 6.0(61分~)
少ない時間の中で多少のリズムを奏でた。浅野の得点に貢献したと言えなくもないが、決定的な働きが出来たとは言い難い。
FW 亀川 諒史 5.5(79分~)
短い時間ではあるものの登場シーンはそれなりにあった。本大会初出場ということもあり、掛かった。展開によっては致命的なミスを引き起こしそうにも見え、ヒヤリとさせてくれた。
あとがき
結果はさておき、かなり良い試合を見せてくれました。初戦から4-4-2であればと悔やむ気持ちも沸き起ころうというものです。
さて、最終戦はスウェーデン戦ですね。勝てば突破の可能性がありそうですね。コロンビアがナイジェリアに引き分け以下であれば、いけそうです。ナイジェリアは既に突破を決めているので、さてどうですかね。
なお、この記事は後ほど感想も追記して更新する予定です。(名古屋の記事を先に書こうと思っていますが…)
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