明治安田生命J1リーグ セカンドステージ 第14節
【マッチプレビュー】
年間順位16位、2ndステージ16位、で迎えたJ1リーグセカンドステージ第14節。名古屋選手の採点です。
フォーメーション&試合結果
名古屋グランパス |
2-0 3-0 |
0 |
アビスパ福岡 |
採点(名古屋グランパス)
降格圏を抜け出す会心の連勝。当然、どの選手も採点は高い。
楢崎 正剛 6.5
時折のピンチも動じず対応する姿は相変わらずとしか言いようがない。Jのなかで彼以上に計算が立つキーパーを探すことは至難と言わざるを得ない。
田中・マルクス・闘莉王 7.5
とうにチームリーダーと言う言葉は越えている。褒め、叱咤し、味方の動揺を常に抑える。ピッチ上の指揮官とは真にこういうことを言う。もちろん1ディフェンダーとしての存在感も計り知れない。プレ決定機を阻止する場面は数知れず、この男がいなければいくらでも試合の展開は変わり得た。加えるならば、読みに凄みが増す。フィジカルに頼れないという意識の分、余計に鋭敏に読みが冴え渡っているように思う。
竹内 彬 6.0
生来の家老なのかも知れず。闘莉王以前には守りの殿様を務めたこともあるが、やはり積み荷が重すぎた。存在感が全面に出ることはないが、憂いを断つ備えは、家老職に相応しい働き。
古林 将太 5.5
存在感は濃くはない。が、彼の責任は薄い。新体制ではサイドバックの果敢な攻撃参加というものがそれほど求められている様子はない。まずは守備である。加えて本職ではない左サイドということであれば、そうそう活躍できるものでもない。十分に役割はこなした。どちらかと言えば適任者がいないチーム状況を考えるべきと言える。
磯村 亮太 6.5
何より体を張った守りはある意味で彼らしくない。幾度かの攻撃参加は十二分に脅威であったが、その程度が出来ることは誰しもが知っている。やはりしっかりと守りつつ要所に攻められるというバランス感覚の如才のなさが素直に評価しやすい。
イ・スンヒ 6.0
相手関係からいつもに比べれば仕事は少ない。ただ、彼の役割が大きな支柱のひとつであることを知らぬサポーターはいない。
ハ・デソン 6.5
電光石火の先制点でチームを相当に助けた。その内容は福岡の力不足の面が強く、ファインゴールと言うほどのものでもないが、ある意味で開始早々にとどめを刺したと言えるかもしれない。終盤は多少存在感が薄れたものの、田口の重荷を半分受け持つ今の役割は、大きすぎるほど大きい。
田口 泰士 7.0
自在。攻撃の全権を背負い込む立場から、ハ・デソンという副官を得て、開放された。トラップ、パス、ドリブル、全てが冴え渡った。
永井 謙佑 8.0【MOM】
褒めたくないわけではないが、際立った活躍で文句なしのMOM。徐々に噛み合うチームにおいて、どうしたって永井、という理由が薄れつつあるなか、存在意義を証明してみせた。ただ、彼を使うということは一種のギャンブルであって、今日は大当たりに当たったというだけかもしれない。が、それが彼を使い続ける理由でもある。
小川 佳純 7.0
変幻自在のポジショニングで実に効果的に攻撃の潤滑油をこなす。小川という選手は、使いやすいようで、実は使いこなすことが難しい選手なのかもしれない。かつて10番を背負いだした頃の輝きが戻っていると断言してもいい。
シモビッチ 6.5
無から有を作り出す男ではなくなった。何もないところから突然得点を生み出すことが無くなった代わりに、チームの歯車として十分に機能している。そのポストプレーは名古屋の血流と言っていい。もちろん全く悪いことではない。
川又 堅碁 採点なし(79分~)
酒井 隆介 採点なし(83分~)
コーナーからダメダメ押しの5点目。
高橋 諒 採点なし(85分~)
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