明治安田生命J2リーグ 第10節
序盤は過去最高の出来と言っていいんじゃないでしょうか。そのダイレクト、よく通るな、ってなプレーを幾度となく魅せてくれました。
相手の対応を無効化するほどのパスワーク、それこそ風間サッカーだと思います。そのあたりはまた別に記事にしたいですね。まあ、空手形ですが(笑)
フォーメーション&試合結果
ザスパクサツ群馬 |
1-0 0-4 |
4 |
名古屋グランパス |
採点(名古屋グランパス)
不得手のハイプレッシャー、最悪の時間帯での失点。その後の大勝。相手がJ2レベルだからこそ成し得るシナリオだとは思う。
GK 楢崎 正剛 6.0
枠内シュートは少なくそれほど活躍の場はなかった。
守備では安定感のあるセーブ、攻撃ではディフェンスラインのパス回しに加わるなど、堅実な出来。いつもの守護神である。
DF シャルレス 6.0
負傷の櫛引に代わり2度目の先発。
力強い守備ではあるが、やや雑な印象を受ける守備。対人能力が高いことは疑いないが、カバーリングは櫛引に及ばないか。ただ、久しぶりの出場に気合が高まり過ぎた結果のようにも思えるし、次節もみてプレースタイルを判断したい。
また、なにげに狙いすました縦パスの精度が良い。攻撃的なセンスという意味ではワシントンを凌ぐのでは?
DF 酒井 隆介 6.0
1得点も前節に続き攻守にあまり目立たない。シャルレスに比べて前方へのチャレンジがあまりに少ないことが原因だが、役回りとみるべきなのか。
もちろん同点ゴールとなったミドルシュートは、スーパープレイと言っていい。唐突な突破は彼らしい意外性とも言えるが、回数を増やしていきたい。
DF 宮原 和也 7.0【MOM】
序盤は右サイドバック、内田交代以降は右のワイド。
特に後半はエンジンがかかり、ドリブルが冴えた。 もちろん3点目の起点になったドリブルは見事だったが、全般ゲームに関わるプレーが多く、前半、左中心だった名古屋の攻撃が、右主体となるほど影響を与えた。
DF 内田 健太 6.0(~28分)
前半28分で無念の負傷交代。脳震盪の疑いとのこと。
とは言え、そこまでの出来はいい。後半、名古屋の攻撃が右に移ったことは、彼の不在も大きい。ドリブル、パスどちらも効果的だっただけに交代が悔やまれる。
MF 和泉 竜司 5.5
中途半端な出来。
いつもどおり運動量豊富にゲームを作ろうと奮闘したが、ややミスが多く、作りきれなかった。
MF 田口 泰士 6.5
中盤の潤滑油として機能した。
シンプルに、素早くパスを散らし、時折縦に入れる堅実で正確なリズムは実に田口らしい。2点目の起点となったCKは彼からだが、キッカーとしても優秀。
MF 玉田 圭司 6.5
実際のところ風間サッカーを最も理解している選手なのだと思う。
正確な技術力、成すべきことを導き出せるサッカーIQ。コンディションに問題なければ、未だ格が違う。この試合でも広範に動き、チームを活性化させた。
MF 青木 亮太 5.0(~58分)
試合感不足かボールが足につかなかった。考える時間が長く、風間サッカーへの適応はこれからといったところか。
じきに追試を受けるチャンスもあるだろう。
FW 永井 龍 6.0(~80分)
比較的トップに近い位置でプレー。1得点。
当然ワイドに張るより生き生きとしていたが、プレー自体はやや精彩を欠いた。失点の場面ではCKの際にマークを外した。まあ、得点で帳尻を合わせてくるあたりが彼らしいとも言えるが。
FW シモビッチ 6.5
いつもどおりの「6.5」。いつもどおりの安定した起点。加えて1得点という結果付き。
恐らく名古屋のサッカーに彼は不可欠ではない。が、彼がいることでチームが相当に助けられていることは動かしがたい事実。
DF 磯村 亮太 5.0(28分~)
早々に左CBで交代出場。
が、出来は悪い。例えば守る際に簡単に滑ってしまうような、いくつか本職ではないことからくる弱点を晒した。その上、本職の攻撃でもパスミスが多ければ、いい採点はできない。
FW フェリペ・ガルシア 6.5(58分~)
実質的に2得点と言ってもいい。3点目はフェリペ・ガルシアのドンピシャヘッドがシモビッチの頭にリフレクションしてネットに吸い込まれた。
未だにフィットしきれてるとは言えないが、本当に結果がついてくる。努力する姿もみえるため、本領発揮となれば大きく化ける可能性はある。
MF 杉本 竜士 採点なし(80分~)
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