明治安田生命J2リーグ 第17節
お久しぶりです、グランパスサポーターの皆さま。すっかりグランパス応援ブログの色合いを薄くしてしまっていた当ブログです。今節からペースを取り戻していくぞ!
フォーメーション&試合結果
名古屋グランパス |
1-1 1-2 |
3 |
ツエーゲン金沢 |
採点(名古屋グランパス)
あり得ない展開で敗戦した。前半と後半でチームの出来が変わり過ぎて採点が相当にしづらい。いや、正確には金沢のチームの出来が変わり過ぎた結果ではあるが。
GK 楢崎 正剛 4.5
何でもないバックパスの処理をもたつき失点。この失点が無ければ大勝もあり得る展開だっただけに罪は重い。
しかし、楢崎のこんな初歩的なミスはなかなか記憶にない。飛び出しに迷う場面もあり、今日は判断力に難があった。
DF 酒井 隆介 4.0
弱々しいバックパスを奪われゴールを献上。久しぶりに炸裂させたやらかしでらしさをみせた。
加えて勝ち越し点を奪われた場面でも悪い。一対一だったとはいえ体勢の悪い相手に安易に滑り、楢崎を無防備な状態に晒した。守備での頑張り、気合いもある選手だが、この場面をみると守備の技法に絶望的にセンスが無い。
DF 櫛引 一紀 5.5
先制点をアシスト。数こそ多くないが、実行的な攻め上がりをみせた。
ただし、守備面に目を向ければ細かいミスもあり、特筆すべきことはない。最近はごく平凡なセンターバックという姿をみせている。
DF 宮原 和也 5.5
機をみた攻め上がりは悪くははなかった。
ただ、幾度かあったそのクロスはほぼ全てゴール前に届かなかった。コーナ獲得による貢献とタイミングの良さからプラスの評価としたが、この事実は大きな課題として改善すべき。
DF 青木 亮太 6.0(~57分)
安定感があり、推進力のあるドリブルをみせた。
例えば杉本のような一発勝負のドリブルではなく、深めの位置からボールを運ぶドリブルと言えばいいか。頻繁に攻め上がったが、高い確率で奏功した。
MF 田口 泰士 6.0
前半はほとんどパーフェクトだったと言っていい。冴えるパスと共に気の利いたポジショニングで守備でも魅せた。
ただ、金沢が攻勢を強めた後半は次第に影響力を低下させた。
MF ワシントン 6.0
変わらず優秀なクラッシャーとして機能した。その守備は職人芸の安定感がある。
また、攻撃に絡もうという意志も強く、高めのポジショニングを取ることも多かった。が、反面、中盤のフィルター機能が弱まるということでもある。一定の貢献は認めるが、そのマイナスを補って余りある攻撃力かと問われれば疑問は大きい。
MF 和泉 竜司 5.5
前半、よくボールに絡み、持ち味である粘り強いキープ力もみせた。
しかし、後半途中から左サイドバックにポジションを下げ、ほとんど攻撃に噛めず、見せ場は極端に減った。
MF 玉田 圭司 6.0
まさにアクセントと言えるプレイヤー。下がってキープ、ダイレクトでのボール回し、ドリブル、シュート。変幻自在の攻撃面に加え、この試合では守備での貢献度も高かった。
ただ、他の選手同様に、後半の実行力は半減した。
FW 杉森 考起 5.0(~63分)
ボールに触れる回数は多かったが、効果的なプレーはそれに見合う回数みせられていない。
ボールをキープできず、ミスも多い、ゴールも決められないでは、起用に疑問を持たざるを得ないが、育成枠だと認識している。
FW シモビッチ 6.5
先制点をあげる。
中盤に降りては抜群のキープ力とゲームメイクをみせる。ゴールとはならなかったが、何度も鋭いシュートを放っており、今シーズンの実力アップは想定以上に大きい。戦術上の理由で外される試合もあったが、実力は頭一つ抜けつつある印象。
MF 杉本 竜士 6.0(57分~)
2点目をあげ、一時同点に追いついた。
彼の積極果敢な仕掛けはチームの武器ではある。が、相変わらず他の選手を使うというプレーが出来ず、せっかくの武器が活かされ切らない。明らかに「自分がどうしても抜けない時=味方にボールを預ける時」という方程式がプレーの根幹で、それでは優先順位という概念すら現れない。
FW 佐藤寿人 5.5 (63分~)
ゴール前で体を張り、2点目をアシスト。
それ以外の場面で大きな成果を得ることは出来なかったが、気の利いたポジショニングは垣間見せた。衰えは隠せないことは事実だが、調子が良ければまだまだやれる。
MF 八反田 康平 採点なし(81分~)
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