紅蘭波主(グランパス)さん ~サッカー好きシステムエンジニアの観戦備忘録ブログ~

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【採点&寸評】【J2 36節】レノファ山口 vs 名古屋グランパス

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明治安田生命J2リーグ 第36 


概ね出来は良い。ただ、一部の選手は未だチームにフィットし切れない。その意味ではこの試合に限った課題ではないのだとは思うが、採点は低くならざるを得ない。

 


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フォーメーション&試合結果 

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レノファ山口

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1

0-2

1-1

3

名古屋グランパス

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採点(名古屋グランパス)

GK 武田 洋平 5.5
ここ2戦に比べるとやや悪い。

 

失点はミドルシュートであり、出来れば防ぎたかった。また、キャッチングに少々不安定さをみせる場面もあった。次節、楢崎の復帰はあり得るかもしれない。

 


DF ワシントン 6.5
攻撃に関与する回数も多く、確実に巧くなっている。

 

効果的に前線に攻め上がり、パス回しに参加し、攻撃を活性化させた。また、守備でも強さをみせ、相手のチャンスを幾度か潰した。それにしても攻撃力がウィークポイントだった選手とは思えぬ上達ぶり。

 


DF 櫛引 一紀 5.5
徐々にフィットはしてきているように思う。

 

ぎこちなかった攻撃参加もチームのリズムに適応してきた感はある。ただ、まだまだ余裕が無いのか、簡単なパスで致命的なミスを犯す。その上、本職の守備でも集中力を欠いた様な雑さも散見される。向上にはもう少し時間が必要に思う。

 


DF 宮原 和也 6.5
2点目を完璧なクロスでアシスト。

 

守備ではスピードを活かした対応からナイスタックルを繰り出すこともあれば、当たりの軽さを露呈する場面もある。これは彼の明確なキャラクターであるため、この試合に限ったことではないが、守備の対応が強くなれば、どこでも通用するだけに惜しい。

 


MF 和泉 竜司 6.0
ややミスが多い。

 

随分とサイドバックらしくなってきたが、この日は攻撃でミスが散見された。とは言え、役割はこなしていたし、サイドを駆け上がってのクロスや適切なポジショニングで攻撃に貢献していた。

 

 

MF 田口 泰士 7.0【MOM】
コーナーから3点目を奪取。

 

それにしても田口のここ最近の波の少なさには感嘆と驚きを持つ。どの試合でも安定しているため、いい意味でチームが彼の出来に左右されない。高いレベルで計算が立つ選手とは、監督にとってなんとありがたい選手だろうか。

 

ここ数年、チームの心臓であり続けるが、間違いなく今の状態がベスト。無駄な力が抜け切ったプレーは、攻撃面だけみれば全盛期のヤットに近いと思うのは、流石に贔屓目か…?

 


MF 小林祐希 6.5
如才なく優秀な黒子として働いた。

 

安定感という意味では田口以上で、その言葉は彼の代名詞かもしれない。この試合では、やや守備的だったように思うが、田口と並び立つ名古屋の心臓と言っても過言ではない。

 

地味ながら技術が高く、前を向くことが巧い。だから、そこから供給されるパスは巧いが故に何気ないパスにしかみえないが、中盤の潤滑油に欠かせない決定的なパスである。

 


MF 青木 亮太 5.5(~94分)
悪くはない。悪くはないが…。

 

一時期のキレを思えば、どうしても見方が厳しくなってしまう。試合中、幾度か惹きつけられる場面もあり、ボールを持てばそれなりの選手にみえるのだが。相手を翻弄し切っていた青木を思い浮かべれば、やはり物足りない。

 


MF ガブリエル・シャビエル 7.0
先制点、3点目をアシスト。

 

一時の停滞を抜け出したように思う。停滞と言っても、結果は残し続けていたことがこの選手の尋常ではない点ではあるのだが。この日もほとんどボールを失わず、繰り出すパスは高確率で効果的で、脅威であり続けた。

 


FW 佐藤 寿人 6.5(~73分)
らしい形から2点目をゲット。

 

広範囲に動きながら、守備に尽力し、数少ないタイミングで裏を狙う。これまでの彼の持ち味に加え、守備力を足した形が、少なくとも今のチームにフィットする。遂に活きる場所を見つけたと言っていいのだと思う。

 

年齢を考えれば、運動量はキツいに違いない。が、幸いシーズンは終盤。最後まで走りきってほしい。

 

案外と寿人の頑張りが名古屋をJ1に引き上げるような気がしなくもない。そして、蛇足ではあるが、彼レベルの選手がこれだけ愚直に走り回る姿には頭が下がる思いしか無い。

 


FW 玉田 圭司 6.0(~66分)
久しぶりの得点は、先制点となった。

 

既に彼の実力は分かっているし、試合の中で活きる場面はある。その結果としての先制点だとも思う。ただ、彼のキープ力や、随所にみせる技術の高さを完全に活かしきっているかと問われれば、そんなことは無いと思う。まだまだ伸び代はある。

 

 

MF 杉森 考起 5.5(66分~)

少し気負ったか。なかなかワンダーボーイになり切れず、歯痒さはある。

 

FW 永井 龍 採点なし(73分~)

ちょっとしたきっかけがあれば、いつでもレギュラーに返り咲ける位置にはいる。

 

FW シモビッチ 採点なし(94分~)

彼ほど実力があり、実績を残した選手がこの時間帯に出場というのも気の毒なように思う。ただ、それが名古屋の強さであり、ブレない風間監督の評価軸の証左なのだろう。

  



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■試合後の雑感記事■ 

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