明治安田生命J1リーグ 第4節
フォーメーション&試合結果
名古屋グランパス |
0-0 0-1 |
1 |
川崎フロンターレ |
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採点(名古屋グランパス)
勝てない試合ではなかったので悔しさはあるが、下を向く必要のある敗戦でもない。
昨季王者とJ2 3位の対決とすれば、世間では善戦と言われるかもしれない。もちろん、勝つつもりだったので、善戦などと言われたくないのだけど。
スターティングメンバー
GK ランゲラック 6.0
問題ない守備をみせた。
セットプレーから1失点だが、あれだけ"どフリー"で打たれれば、GKは厳しい。それ以外の場面では、いつもどおり堅実だった。
しかし、この試合ではかなりの鉄砲肩をみせつけた。Jリーグではちょっとお目にかかれないレベルのスローだと思うが、いずれカウンターの起点として威力を発揮する場面もあるだろう。
また、最終局面ではコーナーキックに攻撃陣として参加する気合もみせた。代表は落選してしまったようだが、十分に"クラス"ではあると思うので、気落ちせず、是非とも名古屋からロシアに参加してほしい。
DF 宮原 和也 6.0
攻撃の貢献度は薄いが、力強い守備は相変わらず。
隙きあらば攻撃参加は狙っていると思うが、チームの左偏重の攻撃は変わらない。選手配置上、必然的な部分もあるが、ある程度は意図的なのだろう。
DF 菅原 由勢 6.0
ますます安定感を身につける。
試合ごとに成長が感じられ、流石に17歳の吸収力は"半端ない"と唸らされる。もちろん、それも菅原の能力の高さと、何より"気持ちの強さ"があればこそ。一部の能力に置いては、既に櫛引を上回ると明確に言える部分もあるように思う。
あとは攻撃での貢献だが、これも徐々にではあるが、成果を出し始めており、順調な成長と共に東京で日本の守りの中心となってほしい。
DF 櫛引 一紀 6.5
連戦にもかかわらず、冷静で堅実な守備をみせた。
ホーシャの欠場によりルヴァンから連闘。淡々と守った印象を受けたが、実に冷静で堅実な守備をみせた。1点もののクリアもあり、貢献度は高い。また、攻撃でも前線に飛び出していくようなシーンもあり、攻守に精力的だった。
DF 秋山 陽介 5.5
今シーズンはどうしてもミスが多い。
青木や和泉と絡み、攻撃の関与率は高い。というより、秋山が左サイドから持ち上がるパターンが今の名古屋の攻撃では最も頻出かもしれない。が、その数に見合うほどのチャンスは創出できていない。
原因は秋山の攻撃力不足にあるように思う。青木やシャビエルに比べると、当然技術レベルは落ちるため、狭い局面を打開するほどのアイディアとスキルはない。もちろん、長谷川のようにフィジカルで強引に突破する選手でもない。
秋山の持ち上がりに始まり、秋山で手詰まりとなり、秋山のミスで終わる場面が散見される。サイドバックの選手にそこまで求めるのも酷だが、風間サッカーというのは”そういうもの”なのだと思う。
ただ、彼個人の課題ではなく、チーム全体の課題として解決方法を探る必要がある、というのも当然の見方であるし、恐らくそうすべきではある。秋山の成長待ちという方針でもないとは思うので、異なる攻撃パターンの構築に期待したい。
MF 小林 裕紀 6.0
いつものクオリティーを取り戻した。
ここ数節、 珍しく単純なミスが多く、クオリティーは低かった。しかし、この日はミスも少なく、いつもの姿を取り戻したように思う。
MF 長谷川アーリアジャスール 5.5
体調が本調子ではなく、控え目な出来だった。
試合後インタビューによれば、ベストから数キロ体重を減らしているようだが、出来は"悪い"というほどのものでもなかった。確かに彼特有のダイナミズムの発揮は局面に限られ、全体に影響するようなプレーではなかったが、期待を抱かせる程度のプレーはできていた。
MF 和泉 竜司 5.5(~67分)
存在感が薄く、久しぶりにスロースターターだった。
もともと、昨シーズンなどはスロースターターのイメージもあったが、この試合の前半は影響力を発揮できなかった。そろそろエンジンがかかってきたところで交代となったことは残念。
MF 青木 亮太 6.5(~86分)
ほとんど4人目のブラジル人と言っていいキレだが、結果は出なかった。
シャビエルの影響力が落ちる中、名古屋の攻撃の中心と言っていい存在。試合ごとにキレ味は増してきており、結果は時間の問題のようにも思う。
FW ガブリエル・シャビエル 5.5
前節に比べて復調しているが、これまでのような絶対感は薄い。
鋭いシュートやドリブルもみせたが、毎試合結果を残してくれる絶対感は薄れてきている。特別にマークされているわけでもなかったと思うので、単純に調子があがらないのだろう。
FW ジョー 5.0(~76分)
もしかしたら機能していないと言っていいのかもしれない。
頻繁に中盤に落ちてはゲームメイクに参加するが、現状だけで判断すれば、中央に残った方が明らかに脅威だ。もちろんジョーがトップに張る形が目指す姿ではないので、方向性は間違っていないのだと思う。ただ、それにしても彼の高さがあまりに活きていないことも事実ではある。
途中交代
FW 佐藤 寿人 5.5(67分~)
後半アディショナルタイムのコーナーは決めるべきだった。ただ、鄭成龍を褒めるべきではあった。
DF 成瀬 竣平 採点なし(76分~)
着実に出場機会を増やし、徐々に慣れてきた。
FW 押谷 祐樹 採点なし(86分~)
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