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【採点&寸評】【ロシアW杯 GL1節】何より勝利!日本代表 vs コロンビア代表

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2018FIFAワールドカップ ロシア グループステージ第1節

フォーメーション&試合結果 

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日本代表

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2

1-1

1-0

1

コロンビア代表 

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セネガル戦直前にひとまず…

試合概要

勝利!何より勝利!

 

 

採点&寸評(日本代表) 

スターティングメンバー

GK 川島 永嗣 5.0

ただ一人臆病だったように思う。

 

キンテロに決められたFKへの反応が不十分だったことはもちろんだが、何よりすべての局面において思い切りの良さがみられないことが気掛かりだ。確信を持ったプレーが皆無で、自信が感じられない。それは、スーパーセーブ以上にゴールキーパーに必要な要素でもある。

 

川島ほどの経験がありながら、不可解ではある。ただ、次戦、最も替えるべき選手であることも確か。当然、守備の要を替えるリスクは大きいが、果たして。

 


DF 吉田 麻也 6.5

やはり高そこそ正義。

 

中央に彼がいるのといないのとでは、高さに対する強度が違う。コロンビアが10人となったため、奮迅という活躍ではなかったが、十二分に落ち着いた対応だった。

 

 

DF 昌子 源 6.5

率直に言って槙野ではなく昌子で正解だったと思う。

 

対人に強みをみせながら、カバーリング能力も高い。一歩対応を間違えばピンチになる場面でも、一歩先手を読みながら的確な対応をみせた。また、無用なファールを犯さずボールにアプローチ出来る点も優れていて、この点が槙野に大きく勝る部分だと思う。

 

加えて、それ程代表経験が無い中、これだけ落ち着いたプレーを披露できる点は特筆すべきだ。もちろん、クラブワールドカップの経験は活きているのだろうが、たかだか数試合だ。「一を聞いて十を知る選手」とべた褒めしておく。

 

 
DF 長友 佑都 6.5

30を越えてなお、驚異的なスタミナ。素晴らしい運動量で攻守に貢献した。

 

ただし、失点に繋がった雑なクリアはいただけない。大きく前に蹴り出せば事なきを得た場面で長友のクリアは高々と打ち上がり、逆回転のボールは自陣に押し戻された。落下地点で待ち受けた長谷部がファールを取られたが、100%長友のミスだったと言っていい。失点の最大要因は彼だ。

 

が、それを補って余る献身でチームの勝利に貢献したことは間違いない。インターナショナルクラスのサイドバックであることは疑いない。

 

 

MF 酒井 宏樹 6.0

 

体格のあるサイドバックの頼もしさ。

 

右サイドを何度か破られたが、彼が穴になったというわけではない。十分に渡り合えていたし、評価できる。加えて、彼がサイドに入ることでセンターの強度が増すことは大きな利点だろう。中に絞ってハイボールを弾き返す場面は何度かみられた。

 

反面、特徴である攻撃はそれほど披露できなかった。怪我明けではあるが、調子を上げて次戦に挑んでほしい。

 

 
MF 長谷部 誠 6.0

中央のバランサーとして機能した。

 

目立つ活躍はほとんどなかったが、黒子として十分に機能した。中盤を幅広く動き、スペースの穴を作らないケアが上手く出来ていたように思う。

 

一方で、ゲームコントロールや攻撃の組み立てではそれほど影響力をみせられなかったようにも感じる。持ち味である攻撃のスイッチを入れる縦パスや、機をみたドリブルでの持ち上がりをもう少しみたい。

 

 

MF 柴崎 岳 7.0(~79分)

日本の攻撃のほとんどは彼から始まったと言っていい。

 

鋭いスルーパスを連発するわけではないし、ゴリゴリのドリブルをするわけでもない。が、フッと空く間に置くような縦パスを通す能力は、高いサッカーセンスがあってこそだろう。強烈なタックルを見舞うわけではなく、大事な場面でみせるピンポイントの守備も同様にセンス溢れる。

 

かつては遠藤の後継者と呼ばれたが、よりアクティブなセントラルMFというイメージが強い。まだまだ伸び代がある選手だけに、これからの代表を背負っていくことは間違いない。

 

 

MF 原口 元気 6.5

正直なところ攻撃面での期待は薄い。が、玉砕覚悟の運動量は驚異的だ。

 

守備での貢献はあまりに大きい。守備面においては、調子が良かろうが、悪かろうが、間違いなく計算出来る選手で、劣勢が予想されるワールドカップのような大会では心強い。

 

一方で攻撃面ではムラっ気が大き過ぎる。ハマれば切れ味のあるドリブルをみせるが、ハマらなければ時に無謀なドリブルをみせる。得点能力も高いとは言えない。が、この試合に限っては、その点大した問題とならない。いや、ワールドカップにおいては彼の運動量は重要だ。

 


MF 乾 貴士 5.5

前半の出来は悪い。とにかくボールが足につかなかった。

 

後半、やや盛り返したとはいえ、特筆すべき出来ではなかった。緊張感からか、コンディションからかはわからない。ただ、プレーの反応が鈍い。いくつか乾へのパスが通らない場面があり、コンビネーション不足のようなプレーがあったが、あれは乾が感じ取れていないことが要因なのではないかと思う。

 

明確な武器を持つ選手だけに次戦以降に期待したい。

 

 

MF 香川 真司 6.5(~69分)

PKから1得点を奪取。

 

もともとPKを奪うシュートを放ったのも彼だった。大迫のシュートはGKにセーブされたが、彼がよく詰めていた。が、前半の終わり頃からプレーへの関与は減り続け、69分で交代となった。調子自体は悪くないようなので次戦も期待したい。

 

ところで香川はPKが得意でないイメージが強く、PKには緊張させられた。が、いい意味でらしからぬ落ち着きをみせ、危なげはなかった。表情には余裕があり、弱いと言われ続けたメンタル麺もついに一皮剥けたのかもしれない。

 

 

FW 大迫 勇也 7.5【MOM】

コーナーから値千金の決勝点。

 

香川のPKに繋がった開始当初のチャンスは本来決めなければならない。 通常であれば、敗因になるような逸機だったが、それが勝因に繋がるのだから、サッカーとはわからないもの。

 

コーナーからの得点はもちろんだが、ワントップとして十分に機能した点、守備面でも大きく貢献した点も含め、役割は果たし切った。特にハメスのゴールチャンスをゴール前で防いだプレーはあまりに大きかった。

 

半端ないプレー振りとまではいかないが、少ないワントップ人材としては日本では、追随を許さないプレイヤーだろう。

 

 

途中交代

MF 本田 圭佑 5.5(69分~)

コーナーから決勝点をアシスト。

 

その点は大いに評価出来るが、全体の出来はそれ程良くはない。致命的なパスミスもあり、コンディションもそれ程良いようにはみえない。試合後のインタビューをみる限り、チームの輪を壊しかねない危うさもあり、心配になる。

 

MF 山口 蛍 採点なし(~79分)
柴崎に代わって中盤で出場。試合を閉めるに最適な人材。


FW 岡崎 慎司 採点なし(~85分)

大迫に代わって前線で出場。試合を閉めるに最適な人材。が、岡崎はコンディションさえ良ければ先発でもみてみた。

 



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