明治安田生命J1リーグ 第2節
フォーメーション&試合結果
名古屋グランパス |
0-0 2-0 |
0 |
セレッソ大阪 |
【スポンサーリンク】
採点&寸評(名古屋グランパス)
【採点イメージ】 ※主な役割:管理人の推測、推察、願望 |
スターティングメンバー
FW ジョー(31)
6.5 | 前所属 | 主な役割 |
コリンチャンス(BRA) | ①ゴールゲッター ②ポストプレイヤー |
|
最前線の起点として十分に機能した。
懐の深いポストプレーや、長いボールを収める技術は、もはやなくてはならない名古屋の武器。この日は決定機がありながら得点には至らなかったが、十分な貢献だろう。また、しっかりと前線からチェイスするプレーもチームを助ける。
|
MF ガブリエル・シャビエル(25)
6.5 | 前所属 | 主な役割 |
ヴィトーリア(BRA) |
①チャンスメーカー |
|
赤﨑の先制点をアシスト。
2トップの一角というよりも、フリーロールに近く、攻撃の際はピッチを広く動き回った。サイドに配置するとやや窮屈なプレーになってしまうため、この日のポジションがシャビエルには合っているかもしれない。まだまだ本領とは言えないが、期待のできる動きだった。
|
MF 和泉 竜司(25)<~68分>
6.0 | 前所属 | 主な役割 |
明治大 |
①チャンスメーカー ②サイドアタッカー |
|
不完全燃焼の68分だったか。
特に前半は存在感が薄かった。ただ、攻撃が左サイドに偏っていたことも要因で、彼の責任という印象は薄い。攻撃の起点が左サイドに移った後半は、効果的にプレーに絡んだ。が、その直後に交代。調子は悪くなかっただけに残念な交代だった。
一点気になるには、得意としているキープ力を備えた推進力あるドリブルがみられないことか。まだ本調子ではないのかもしれない。
|
MF 相馬 勇紀(22)<~HT>
6.0 | 前所属 | 主な役割 |
早稲田大 |
①ドリブラー ②サイドアタッカー |
|
全力プレーも結果は出せず。
前節の得点から先発に抜擢。前半はほとんど右サイドから攻撃が始まったし、彼が絡む頻度は高い。ドリブルのキレも悪くなく、出せるプレーは出し切ったように思う。ただ、セレッソのディフェンス密度が高いこともあり、結果は出せなかった。また、宮原やシャビエルとの連携もまだまだといった印象で、噛み合わない場面も多々見られた。
現時点ではスーパーサブが適切なように思えるが、この試合でみせた、エネルギー溢れる積極的なプレーは個人的に大きく評価したい。
|
MF ジョアン・シミッチ(25)
6.5 | 前所属 | 主な役割 |
アタランタ(ITA) |
①ゲームメイカー ②バランサー |
|
前節に引き続き、安定してゲームを作った。
ゲームメイクは短いパスが中心だが、そのスタイルが名古屋には合っている。適切な判断力でボールを動かせるのが強みで、意図のないパスが少ないため、彼が絡むとパス回しのテンポが良化する。先制点の場面でもシミッチから出た縦パスがプレアシストとなっており、名古屋の攻撃のスイッチを入れるのは既に彼の役目となっている。
ただ、前節に比べ、単純なミスがやや多く、精度が多少下がった点はややマイナスだろう。
|
MF 米本 拓司(28)
6.5 | 前所属 | 主な役割 |
FC東京 |
①バランサー ②クラッシャー |
|
安定して中盤を引き締めた。
相変わらずボール回収能力は高い。ただ、力任せのクラッシャーというわけではなく、柔らかさを備える点がこの選手を稀有にする理由だろう。中盤の底にバランス能力に優れた2枚がいることで、チームの安定感は格段に上がった印象だ。
また、この日はチャレンジングな縦パスを何本も打ち込み、積極的に攻撃で貢献する姿勢がみえた。リスクの高いパスもあり、まだまだ荒削りにみえるが、モノにできれば大きな武器になるので、継続して磨いてほしいプレーだ。
|
DF 吉田 豊(29)
6.5 | 前所属 | 主な役割 |
サガン鳥栖 | ①サイドバック | |
守っても攻めても安定感は抜群。
前半はほとんど攻撃に関与しなかったが、後半は積極的に攻撃に絡んだ。攻撃的サイドバックと呼ばれる選手のように、やたらと上がるわけではないが、上がった時には確実に仕事をする職人のような選手。意外にもドリブルのキレもあり、相手を抜き去ることもできる。
もちろん、体の強さを活かした守備は素晴らしく、この日も攻守にしっかりと仕事をした。
|
DF 宮原 和也(22)
6.0 | 前所属 | 主な役割 |
広島 |
①サイドバック |
|
前半は高い位置で攻撃に絡んだ。
前の相馬が高い位置に陣取っていたため、必然的に宮原も高い位置を保ち続けた。ゲームメイクに一定の貢献はしたが、効果的なプレーは少なかった。彼自身の責というよりも、シチュエーションによるところも大きいが、クロスがほとんどなかった点は気になる。
|
DF 丸山 祐市(29)
6.5 | 前所属 | 主な役割 |
FC東京 |
①センターバック ②ビルドアップ |
|
安定した守備と攻撃へのチャレンジを披露。
それほどピンチがあったわけではないが、堅実な対応でセレッソを封殺した。攻撃でもビルドアップしようという意識がみえ、着実に名古屋に馴染んできているように感じる。
|
DF 中谷 進之介(22)
5.5 | 前所属 | 主な役割 |
柏 |
①センターバック |
|
悪くはなかったが、やや不安定。
速さと読みによる良い守備もあったが、ボール扱いが不安定で名古屋で唯一危なっかしさを感じさせた選手。正直なところ、現時点で抜きん出たプレーをみせているわけではないので、早晩千葉あたりにレギュラーを奪取されそうな気配がある。奮起を望みたい。
|
GK ランゲラック(30)
6.0 | 前所属 | 主な役割 |
レバンテ(SPA) | ①ゴールキーパー | |
試合展開から活躍の機会は限られた。
何本かあったセーブ機会も着実に対応。不要にボールを弾かず、しっかりとキャッチするプレーに彼のレベルの高さが垣間見える。
|
途中交代
FW 赤崎 秀平(27)<68分~>【MOM】
7.5 | 前所属 | 主な役割 |
川崎 | ①ゴールゲッター | |
2得点で勝利を呼び込む。
どちらの得点も高いシュート技術が必要で、誰でも蹴れるボールではなかった。特に1点目は速さのあるループ気味のシュートで、キーパーの頭上に無理やりコースを作る見事なシュートだった(ただし、彼自身は狙ってはいないとインタビューでは語っていた)。前節で結果を出せず先発落ちとなったが、結果で見返した。
開幕戦では赤崎のストロングポイントがみえなかったが、シュート技術に優れたボックスストライカーと呼ぶような選手なのかもしれない。期待を持ちつつ、赤崎の覚醒を見守りたい。
|
MF 前田 直輝(24)<HT~>
5.5 | 前所属 | 主な役割 |
松本山雅 | ①ドリブラー | |
存在感はやや薄い。
45分の時間を得たが、印象を残すプレーは少ない。後半から攻撃の主戦場が左サイドに移ったことも要因ではあったが、物足りない内容であったことは間違いない。
|
MF 小林 裕紀(30)<94分~>
採点なし | 前所属 | 主な役割 |
新潟 | ①クローザー | |
昨年の不動のレギュラーも今シーズン初出場。
シミッチの獲得により、かなり出番は限られるのではないか。ここ数シーズン貢献度が高い選手だっただけに、寂しさは感じる。
|
■ブログランキング■ 【気が向いた時にでもポチってください】 |