YBCルヴァンカップ グループステージ第1節
フォーメーション&試合結果
名古屋グランパス |
0-0 2-2 |
2 |
ヴィッセル神戸 |
【スポンサーリンク】
採点&寸評(名古屋グランパス)
【採点イメージ】 ※主な役割:管理人の推測、推察、願望 |
スターティングメンバー
FW 長谷川アーリアジャスール(30)
6.0 | 前所属 | 主な役割 |
大宮 | ①ポストプレイヤー | |
2トップの一角としてプレー。主に最前線の起点を託された。
ポストプレーやワンタッチパスの上手さをみせ、FWとして十分に機能したと言える。替えのきかないジョーのバックアッパーとして考えてもいいかもしれない。FWでこの日のような働きができることを意外に感じたが、彼のフィジカルと足元の技術を考えれば、妥当な結果なのかもしれない。ただし、ゴールへの期待感はジョーと比べれば格段に落ちるので、あくまでバックアッパーではあるが。
|
FW 杉森 考起(21)<~HT>
5.5 | 前所属 | 主な役割 |
名古屋グランパスU18 |
①チャンスメーカー |
|
プレーにエネルギーは感じたが、結果は残せず。
何度か目を引くプレーもあったが、単発で効果は限定された。この点、前田と似たような印象、というか課題かもしれない。昨シーズンの町田の経験は確かな成長につながっているが、レギュラー争いに挑むには、まだ物足りない。
|
MF 前田 直輝(24)<~66分>
5.5 | 前所属 | 主な役割 |
松本山雅 |
①ドリブラー |
|
存在感は薄い。
運動量は十分な印象だが効果的なプレーは少ない。そもそも彼を起点とした攻撃が少なく、ボールに触れる機会自体が足りないように思う。体のキレは感じるし、不調というようにはみえないが、最近は加入当初にみせたような活躍ができていない。強烈な個を持つ選手だが、やや組織に埋没している感もあり、思い切りが必要ではと感じる。
|
MF 相馬 勇紀(22)
6.5 | 前所属 | 主な役割 |
早稲田大 |
①ドリブラー ②サイドアタッカー |
|
PKから2得点を記録。
リーグ前節から引き続き、エネルギッシュなプレーをみせた。がむしゃらさが先行し、効率性に欠ける部分はあるが、1年目であることを考えれば、むしろ好意的にみたい。
この試合でもドリブル突破や裏へ抜ける動きで攻撃を活性化した。控え組の若手が物足りなさをみせる中、レギュラーを争う選手として、十分実力を示した。
|
MF 小林 裕紀(30)
7.0 | 前所属 | 主な役割 |
新潟 |
①ゲームメイカー ②バランサー |
|
名古屋の攻撃の中心としてゲームを作り続けた。
玄人受けする素晴らしい出来だった。攻撃時はセンターバックの間に落ちて、ビルドアップのほとんどを担った。また、相変わらず痒いところに手が届くポジショニングで攻守にチームを助ける働きをした。
終盤には前線に上がってPKを奪取する活躍もみせ、結果も出した。シミッチ、米本という強力なライバルに劣らないパフォーマンスをみせ、レギュラークラスの実力を十分に示した。
|
MF 伊藤 洋輝(19)
5.0 | 前所属 | 主な役割 |
磐田 |
①バランサー ②ミドルシューター |
|
大きなポテンシャルは感じる。
190cm近い恵まれた体格と強烈なシュートを放てる左足を持つ伊藤の可能性は大きい。実際、この試合でも2本ほど強烈なミドルシュートを放ち、見せ場を作った。ただ、この試合の評価は低くせざるを得ない。
まず、ボランチというゲームメイクの中心に陣取る選手としては、ボールに絡む回数が少なすぎる。ボールを保持しているシチュエーションでパスコースの選択肢になるようなポジショニングを取れていないことが原因で、ボールが彼に回りづらい。結果、プレーの関与が少なくなる。ここはシミッチや小林のポジショニングをしっかりと学んでほしいところ。
そして、1つのプレーとして致命的だったのは最終盤のクリアミスだ。ヘディングでクリアしたボールは神戸のカウンターに最適な場所に転がり、同点PKのきっかけとなってしまった。難しいクリアではなかったので落ち着いてプレーしていれば結果は違っただろう。
とはいえ、この試合でポテンシャルをみせたことは事実であり、収穫だ。この試合を糧に、これからもしっかり成長していってもらわなければならない。が、1シーズン限りのレンタル移籍でもある。サポーターとしては複雑な気持ちにもなる。同等レベルのクラブに武者修行という一般的には奇妙にも感じる移籍だけに、実は買い取りオプションが付いた移籍だったりしないのだろうか…
|
DF 金井 貢史(29)<~74分>
5.5 | 前所属 | 主な役割 |
横浜FM | ①サイドバック | |
得意の攻撃参加は限られた。
プレー関与が少なく、印象は薄い。1本決定機に近いシュートチャンスもあったが、力が入り打ち上げてしまった。また、守備では裏を取られることが頻繁にあり、ピンチを招いた。この試合はサイドバックの存在感が極めて薄かった。
|
DF 菅原 由勢(18)
5.0 | 前所属 | 主な役割 |
名古屋グランパスU18 |
①サイドバック |
|
ミスもあり、出来はいまいち。
左の金井よりプレーに関与したが、効果的なプレーはほとんどみられなかった。加えてパスミスもいくつかあり、マイナス面の方が目立つ。守備では強さが不足しているように感じられ、劣勢を強いられる場面も。とはいえまだ18歳。去年の開幕にみせた勢いを取り戻したい。
|
DF 千葉 和彦(33)
5.5 | 前所属 | 主な役割 |
広島 |
①センターバック ②ビルドアップ |
|
攻撃は良いが守備に物足りなさ。
質の高いロングボールを何本か供給し、攻撃面では悪くないプレーをみせた。一方で守備では簡単にやられる場面もあり、力を発揮できなかった。コンディションによるものなのか、実力なのかはまだわからないが、レギュラー奪取にはもう少し時間がかかるように感じた。
|
DF 櫛引 一紀(26)
5.0 | 前所属 | 主な役割 |
札幌 |
①センターバック |
|
ウェリントンに手を焼いた。
特に1点目は簡単に前へ入られ、得点を許した。後手を踏むことも多い印象で本来の櫛引の実力ではないと感じる。確かな実力があるものの、伸び悩んでいるようにみえる。CBは層が薄いことは間違いないので、奮起を期待したい。
|
GK 武田 洋平(31)
7.0 | 前所属 | 主な役割 |
大分 | ①ゴールキーパー | |
ビッグセーブを連発した。
許した得点も彼の責は重くはない。むしろ彼のセーブがなければ敗れていた可能性は高い。また、的確な飛び出しも頼もしく、ミスらしいミスはなかった。フィードも悪くはなく、攻撃面での貢献も十分。勝利していれば間違いなくマン・オブ・ザ・マッチ級の活躍だった。
|
途中交代
FW 榎本 大輝(22)<HT~>
6.0 | 前所属 | 主な役割 |
東海学園大 | ①ドリブラー | |
ドリブル突破からPK奪取。
結果を出したという点は評価したい。ただ、小柄な体格通り、フィジカル面では、まだプロとして見劣りした。同期の相馬と比較して、プレースタイル、身長ともに似ているが、相馬が一歩リードしていることは間違いない。
|
FW 赤崎 秀平(27)<66分~>
6.0 | 前所属 | 主な役割 |
川崎 | ①ゴールゲッター | |
最も得点の匂いを感じさせた。
リーグ前節の好調さを引き続き感じさせるシャープな動きをみせた。特別な結果をみせたわけではないが、期待は持てるプレーだった。
|
MF 和泉 竜司(25)<74分~>
5.5 | 前所属 | 主な役割 |
明治大 | ①サイドアタッカー | |
時間のわりにはボールに絡んだ。
潤滑油として機能する選手ではあるのだが、途中出場で見せ場を作るほど個の強烈さがないのが難しいところ。
|
■ブログランキング■ 【気が向いた時にでもポチってください】 |
■ハイライト(Youtube)■
【公式】ハイライト:名古屋グランパスvsヴィッセル神戸 JリーグYBCルヴァンカップ 第1節 2019/3/6