明治安田生命J1リーグ 第1節
フォーメーション&試合結果
ベガルタ仙台 |
1-1 0-0 |
1 |
名古屋グランパス
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採点&寸評(名古屋グランパス)
完全に勝ち試合。終始優勢の上、特に後半は一方的に追い込んだけど、勝ち越しが遠かった。決定機を2度も外しておきながら流れが変わらなかった幸運を祝うべきか。
【採点イメージ】 ※主な役割:管理人の推測、推察、願望 |
スターティングメンバー
FW 前田 直輝(25)<~74分>
6.5 | 前所属 | 主な役割 |
松本山雅 |
①ドリブラー ②ゴールゲッター |
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サイドに流れてからはキレ味抜群。
同点弾をアシスト。素晴らしいキレ味で左サイドをエグりクロスを届けた。この試合ではマテウスとポジションを変え、早々にサイドに陣取った。やはりトップではなくサイドで輝く。
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MF 阿部 浩之(30)
7.0 | 前所属 | 主な役割 |
川崎フロンターレ |
①チャンスメーカー ②ゴールゲッター |
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日に日に重要さを増す新参者。
序盤は運動量のわりには関与も少なく、やや空回りだったか。ただ、徐々にチームにアジャストし、ポジションも流動的になっていった。
得点という目に見える結果はもちろん、後半はゲームメーカーの役割も担っており、既に移籍は成功と言い切ってもいいと思う。
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MF 相馬 勇紀(22)
5.5 | 前所属 | 主な役割 |
鹿島アントラーズ(loan) |
①ドリブラー ②サイドアタッカー |
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相対的に目立たず。
スタッツを見れば攻撃が右サイド過多であったことが示されている。右サイド過多だから相馬が活躍できなかったのか、相馬が活躍しなかったから右サイド過多になったのか。
これはもう完全に後者だと思う。後半に迎えた決定機を決めていれば印象は違っただろうが…
決して悪いプレーをしているわけではないけど、チームを引っ張るような力強さに欠けるよね。オリンピックを考えれば当然物足りない。
いくつか良い突破をみせて、サイドに攻撃の起点を作った。ただ、コンディションはまだまだで1試合を通じた貢献度はもう一歩という感じ。
飛躍の昨シーズン、着実に自信はつけてきている。けど、もっともっとチームを引っ張る存在感がほしい。一応名古屋の生え抜きでもある。サポーターのためにも、そしてオリンピックのためにももう一皮むけたい。
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MF マテウス(25)
6.0 |
前所属 | 主な役割 |
横浜FM(loan) |
①ドリブラー ②サイドアタッカー |
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プレーの振れ幅がやや大きい。
キレのあるプレーもあるが、この日はマイナス面もやや目立った。特に無理なドリブル突破からボールを失うことが多い。
まあ、もともとそういうタイプの選手であり、だからこそ不動のスタメンとして使いにくい選手でもあるんだけどね。
一方で得点シーンのスルーは素晴らしい判断だった。リプレイ見てもマテウスに前田を見るチャンスはなかったように思う。感じた、もしくは信じたというプレーで、前線の好連携が伺える。
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MF 稲垣 祥(28)
6.5 | 前所属 | 主な役割 |
サンフレッチェ広島 |
①バランサー |
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高性能な攻守の潤滑油。
本当にポジショニングが素晴らしく、”すっと”ボールを奪える守備はその証左だろう。加えて攻撃でも効果的な縦パスを通せるようになってきており、フィット感も上がってきた。
稲垣といい、阿部といい、ネームバリュー的にやや地味なストーブリーグではあったものの、結果をみれば的確すぎるほど的確だった。これはもう強化部に脱帽という他ないよね。
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MF 米本 拓司(29)【MOM】
7.0 | 前所属 | 主な役割 |
FC東京 |
①バランサー ②クラッシャー |
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攻守に鬼神の働き。
特に攻撃は精度の高いロングパス、サイドチェンジを何本も通し、ゲームを作れていたと思う。もともとの得意分野である守備でも高次元のフィルター役をこなしており、ダイナミックなボランチとして君臨していた。
また、フィジカルコンディションはもう一歩という感じではあるものの、ルヴァンカップよりはだいぶ改善されていた。
ただ、米本依存が高くなればなるほど、怪我が恐ろしい。個人的には、アジア有数のボランチとして足りない要素は「継続性」だけだと思う。
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DF 吉田 豊(30)
6.5 | 前所属 | 主な役割 |
サガン鳥栖 |
①サイドバック ②サイドアタッカー |
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きっちり仕事をする職人気質なサイドバック。
何より対応がいちいち丁寧。クリアの場面でも簡単には相手ボールとせず、攻撃でも必要な場面でしっかり上がり切る。基本をおろそかにしないプレーが、安定感に繋がり、安心感に繋がる。
この日はCKの自陣残りを担っていたけど、やっぱ安心感あるよね。
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DF 成瀬 竣平(19)
6.0 | 前所属 | 主な役割 |
名古屋グランパスU18 |
①サイドバック ②サイドアタッカー |
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若手らしい思い切りをみせた。
ルヴァンカップより明らかに自分を出せるようになってきた。もちろん、まだまだ荒削りなプレーは多いものの、若手らしい勢いのあるプレーは評価したい。
特に終盤は強気のプレーが増え、スタートから同様のプレーができるようになれば、インパクトがあるだろう。
宮原が戻ってくるまでに実績を積み上げて、選択肢となり得る存在になっておきたいよね。
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DF 丸山 祐市(30)
6.0 | 前所属 | 主な役割 |
FC東京 |
①センターバック |
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落ち着いた対応が光る。
全体が見えており、先回りをした対応が効果的にできている。また、最後方からのフィードも悪くなかった。
何よりリーダーとしてのオーラというかなんというか、威厳が出てきていてチームに安心感を与えられるようになってきてるよね。
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DF 中谷 進之介(23)
5.0 | 前所属 | 主な役割 |
柏レイソル |
①センターバック |
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失点に直接絡む。
コーナー崩れで上がっていたシマオに競り負けた。もちろん、これはこれで明らかなマイナス点ではあるものの、全体的にやや元気がなかったように思う。得意の前で取る守備もみられなかった。
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GK ランゲラック(31)
6.0 | 前所属 | 主な役割 |
レバンテ(SPA) | ①ゴールキーパー | |
活躍の場は少ない。
序盤はやや不安定感を感じる部分もあったが、徐々に落ち着いた。失点シーンは跳ね返りが相手に渡る不運もあって、ノーチャンスだった。
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途中交代 (AT除いて15分以上プレーした場合が採点対象)
FW 山﨑 凌吾(27)<74分~>
5.5 | 前所属 | 主な役割 |
湘南ベルマーレ |
①ポストプレイヤー |
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決定機逸が全て。
逆転のヒーローとなる機会を逃した。ジョーが戻る前に着実に実績を積み上げておかなければならない立場であることは間違いなく、早めに初得点はほしいはず。
ただ、コンディションは上がっているようにみえるので、今後に期待はできる。
それでも、美味し過ぎるシチュエーションを逃したことはかなり痛い。シーズン振り返ったときに、あそこで決めていれば…!というターニングポイントになっていないことを望みたいよね。
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