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【採点&短評/J1 10節】FC東京 vs 名古屋グランパス

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明治安田生命J1リーグ 第10節


フォーメーション&試合結果 

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名古屋グランパス フォーメーション

FC東京

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1

1-0

0-0

0

名古屋グランパス

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採点+短評(名古屋グランパス) 

やっと10節。なんだか撮り溜めたドラマに追い立てられて「消化」している気分に近い。いや、試合を観るのは面白いんだけどね。

 

その上、この記事、完成間際でデータ消えましてね…書き直しですわ。これは試されてるな(笑)

 

===

あからさまにコンディション差が出た試合。中2日のミッドウィークとなった名古屋、1週間の時間があった東京。流動性が薄く、両チームともコンディションが万全ではないことを伺わせたが、この時期では流石にハンデが大きい。

 

攻撃が噛み合わない、プレスがはまらない名古屋。いつもに比べればクオリティは低かった。一方で、このシチュエーションでそれなりに勝負が出来ている姿をみると、十分に強いといえるし、負けたとはいえ自信は失う必要は全くないだろう。

 

しかし、中2日の連戦はかなり厳しいのではないか。例えばFC東京の高萩をフリーにし過ぎていることは気になった。これは、スカウティングから戦術に落とし込む時間がほとんど無いことを表しているように思う。

 

 

逆にフィッカデンティ監督は良くやっていると言える。この試合でもハーフタイムに2枚、後半のわりと早い時間帯に太田、石田と投入し、交代策でチームの活性化を積極的に図った。代える箇所も的確で、動きの悪い選手を(表現はいまいちだが)タイヤ交換のように淡々と代えていく。

 

今シーズンの名古屋は少なくともACLは狙えるチームに仕上がっていると思う。

 

【採点イメージ】
7.5:ひとりで試合を決める圧倒的なパフォーマンス。
7.0:突出したパフォーマンスでチームを牽引した。
6.5:優れたパフォーマンスでゲームに関与した。
6.0:平凡なパフォーマンスだがチームには十分貢献した。
5.5:平凡なパフォーマンスだがチームへの貢献はやや物足りない。
5.0:パフォーマンスが悪く、チームのブレーキとなった。
4.5:パフォーマンスは決定的に悪く、停滞の要因のひとつとなった。
4.0:試合を壊す要因をつくり、猛省すべきパフォーマンス。

※+、-は同採点のなかで「上より」か「下より」かのイメージ

スターティングメンバー

FW 金崎 夢生 5.5

 平日開催のルヴァンは不出場だったものの、フレッシュさは感じられなかった。攻撃の起点にはなっていたが、他のメンバーのコンディションを考えれば、獅子奮迅の働きが求められた。

 

MF ガブリエル・シャビエル 5.5(~HT)

 今シーズンのシャビエルはリスクを取るプレーが少なく、ゲームメイクが物足りない。この試合でも同じ傾向がみられた。また、ミスが散見され、イラつきをみせる場面もあり、優良外国籍ぶりに陰りがみえる。

 

MF 前田 直輝 5.5(~HT)

 前節に比べれば攻撃に絡む回数も増えたものの、前半のみで交代。決して動きが悪かったわけではないが、良いというわけでもなかった。

 

MF マテウス 6.0

 前半こそ空回りの印象も、後半はペナルティーエリアに侵入する回数が増え、脅威になれていた。

 

MF 稲垣 祥 6.0-

 悪いプレーではなかったが、いつもの彼に比べれば、反応や予測が多少鈍いように思える。流石に連戦の疲れが出ているか?

 

MF シミッチ 6.0-(~66分)

 攻撃の起点にはなっていたが、鋭い縦パスはほとんどみられなかった。コンディションからチームに流動性を欠いたことも主因ではあるが、シミッチ自身もトラップが乱れる等、完全な出来ではなかった。

 

DF 吉田 豊 5.5(~55分)

 流石に体が重い。また、ディエゴ・オリベイラに苦戦し、珍しくサイドの守備で劣勢となる場面も散見された。鉄人にも休みが必要かもしれない。

 

DF 中谷 進之介 6.0

 強さでブラジル人選手に対抗した。失点シーンはレアンドロのシュートを褒めるべき。

 

DF 丸山 祐市 6.5

 失点ものを防ぐブロックもみせ、秀逸なポジショニングで終始安定した守備をみせた。

 

DF 成瀬 竣平 5.0

 終盤の退場でチームの追い上げを著しく阻害した。それまでのプレーは決して悪くはなかったためもったいないプレーではあった。ただ、経験を積み、プレーの安定感は増している。今後は一手、二手先を読んだ気の利いたプレーが出来るようになれば、宮原やオ・ジェソクにも対抗できるはずだ。

 

GK ランゲラック 6.5

 ラストプレーでPKストップ。勝敗はほぼ決した時点のプレーではあったが意地をみせた。それ以外にビッグセーブもあり、久しぶりの守護神ぶり。

 

途中交代

MF 相馬 勇紀 5.5-(HT~)

 鋭さをみせるシーンもあるが、ボールが足につかない場面も目立ち、どうにも覇気が足りないように映る。今シーズンの相馬にみられる傾向だが、昨シーズンを考えるとまだまだ出来ると感じてしまう。

 

FW 山﨑 凌吾 5.5+(HT~)

 引き続き好調をキープ。金崎と2トップを形成したが、十分にオプションになるだろう。

 

DF 太田 宏介 5.5(55分~)

 FKを含めた攻撃には十分期待できる。一方で吉田と同様の守備力はないため、太田を使うならば使い方は考える必要があると思う。吉田の丈夫さにも陰りが出てきたため、太田には奮起してほしいところ。

 

MF 石田 凌太郎 5.0-(66分~)

 終了間際にPKを献上。僅かに残った勝ち点の可能性を潰した。本能的に手が出たようなプレーであり、若さが出たという言い方は出来るかもしれない。ボールにもよく絡み、フレッシュなプレーをみせていただけに、残念ではあるが、次のチャンスには期待したい。

  

※:採点詳報記事執筆時に気が変わって採点内容を(こっそり)修正することが(多々)あります。

  →今シーズンは詳報しない予定

※:アディショナルタイム含まず15分以上出場した場合を採点対象としています。

 



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