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【採点&短評/J1 13節】北海道コンサドーレ札幌 vs 名古屋グランパス

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明治安田生命J1リーグ 第13節


フォーメーション&試合結果 

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名古屋グランパス フォーメーション

コンサドーレ札幌

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名古屋グランパス

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採点+短評(名古屋グランパス) 

もうそんな時期かと実感の沸かない8月最終戦。そして水曜日にはすぐにルヴァンなんだよね。

 

正直なところ川崎をみるにリーグ優勝は厳しいと思っているので、是非ともカップ戦をモノにしてほしいなぁ。

 

戦評

序盤こそ名古屋のペースだったが、その後はやや札幌の術中にハマったような印象。

 

札幌の激しいプレスにボールの保持がままならず、長いボールが行き交う場面も観られた。支配率も札幌が55%と上回り、名古屋にとっては理想的な展開とは言い難い。

 

一方で負ける気配があったかと言うとそうでもない。ボールを運ばれても最後の部分ではやらせない固さが名古屋にはあったように思う。よって、引き分けは妥当な結果であり、もしPKが入っていれば名古屋の不運な敗戦といってもよかっただろう。

 

ただ、この試合で名古屋はFK22本、CK6本を得ていた。これだけのチャンスを活かし切れなかったことは残念な点ではある。

 

逆からみれば札幌のファールが多かったということだが、確かに彼らは荒かった。カードこそイエロー2枚ではあるものの、必要以上に激しい印象はある。

 

一方の名古屋はクリーンに守り切った。長いボールが多く、押し込まれる時間帯もありながら、相手に付き合わずに札幌を封じた守備陣には最大限の敬意を払いたい。今シーズンは失点が少ないにも関わらずカードトラブルも少ないということは、慌てることが少なく、組織がしっかりしている証左だと言えると思う。

 

【採点イメージ】
7.5:ひとりで試合を決める圧倒的なパフォーマンス。
7.0:突出したパフォーマンスでチームを牽引した。
6.5:優れたパフォーマンスでゲームに関与した。
6.0:平凡なパフォーマンスだがチームには十分貢献した。
5.5:平凡なパフォーマンスだがチームへの貢献はやや物足りない。
5.0:パフォーマンスが悪く、チームのブレーキとなった。
4.5:パフォーマンスは決定的に悪く、停滞の要因のひとつとなった。
4.0:試合を壊す要因をつくり、猛省すべきパフォーマンス。

※+、-は同採点のなかで「上より」か「下より」かのイメージ

スターティングメンバー

FW 金崎 夢生 5.0

 序盤にクロスバー直撃の惜しいシュートがあったものの、出来としてはもうひとつ。なかなかトップで起点になれず、名古屋の攻撃が停滞した。札幌が荒めの守備で上手く対応した面もあるが、金崎自身の調子も良いようにはみえなかった。チームのブレーキになったが、彼に頼る部分が大きいという見方もできる。

 

MF 前田 直輝 5.5(~82分)

 スプリント回数が多く、常にチャンスを狙っている姿勢はみえる。ただ、どうしてもプレーの関与率の低さが気になる。少ないもののゴールチャンスはあった。このプレースタイルを貫くのであれば、もっともっとゴールを重ねる必要がある。

 

FW ガブリエル・シャビエル 6.0(~56分)

 なかなかフル出場には至らないものの、だいぶ復調している印象。精力的なプレスとゲームメイク力が戻ってきた。

 

MF マテウス 6.5+

 最多スプリント、ラストパス5が物語るように攻撃の要として機能した。もちろん、守備はこの日も全力だ。司令塔然としたプレイヤーではないのでチームへの波及効果が局所的なのは残念ではあるが、攻撃において最も重要な選手。チームへの影響力を強め、もう一皮むけられれば年間MVPを狙える選手になる。

 

MF 稲垣 祥 6.0+

 積極的なプレスと、中盤とDFラインの隙間を埋めるポジショニングで守備組織を構築した。米本も戻ってきたので、そろそろ休暇があってもいいのではないだろうか。

 

MF シミッチ 6.5

 走行距離が全選手中最多を記録したように、よく動き攻守十分に働いた。中盤の底から組み立てるプレーも地味ながら名古屋のリズムをつくるために欠かせない動き。出来れば再三ターゲットとなっていたプレースキックで結果がついてくると良かった。

 

DF 吉田 豊 6.0+

 序盤はルーカス・フェルナンデスに手を焼く場面もみられたが、徐々に盛り返し、トータルではつじつまを合わせるのは流石。ややパスが乱れるようなこともあったが、ピンチに体を投げ出すプレーもあり、悪くないプレーだったと言える。

 

DF 中谷 進之介 6.5

 力強い守備で中央を固めた。パワーに秀でるセンターバックでありなが、貰うカードも少なく、クリーンに守ることができる。やや荒い対応だった札幌をみて、改めて名古屋の2CBの素晴らしさを実感する試合でもあった。

 

DF 丸山 祐市 6.5

 あわやゴール、というランゲラックを抜けたボールをライン直前でクリアした。この1点もののプレーを含め、カバーリングの秀逸さをこの日も十分に発揮し、札幌を零封した。

 

DF オ・ジェソク 6.0

 やや淡白な守備の対応だったが、ベテランの安定感は感じさせた。体の強さと安定感のオ・ジェソクか、スピードと勢いの成瀬か、相手次第で使い分けても良さそうにみえる。

 

GK ランゲラック 7.5【MOM】

 終了間際のPKストップで勝ち点1をもぎ取った。丸山のゴール直前クリアでもランゲラックが触り、ボールの勢いが削がれたからこそ間に合ったプレーであり、ビッグセーブだった。やはりリーグ屈指のゴールキーパー。

 

途中交代

MF 相馬 勇紀 5.5-(56分~)

 故意ではなかったが痛恨のPK献上。ランゲラックに救われた。プレー自体はハツラツとしており、悪くはなかった。

 

FW 山﨑 凌吾 採点なし(82分~)

  

※:採点詳報記事執筆時に気が変わって採点内容を(こっそり)修正することが(多々)あります。

  →今シーズンは詳報しない予定

※:アディショナルタイム含まず15分以上出場した場合を採点対象としています。

 



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【DAZNハイライト】北海道コンサドーレ札幌 vs 名古屋グランパス (A) 2020明治安田生命J1リーグ 第13節