明治安田生命J1リーグ 第1節
フォーメーション&試合結果
アビスパ福岡 |
0-2 1-0 |
2 |
名古屋グランパス |
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いやぁ、開幕です。めでてぇめでてぇ。今年こそは全試合記事に!
戦評
試合の大部分でJ1の貫禄を見せつけたと言っていい。前線の流動性、組織的な守備、対する福岡に比べ、組織力という点では随分と上回っていたと思う。
それもそうだろう。昨シーズンからの新戦力は柿谷ひとりが加わったのみのスターティングメンバーだ。J1で3位となった実力が衰えようはずもない。
とはいえ終盤のパワープレーに近い福岡の攻めは迫力があった。名古屋が交代とともに多少まとまりが失われた部分もあるが、名古屋に圧力をかけることは出来ていた。特に5人の外国籍が絡むセットプレーは大迫力。ディフェンスラインを中心に外国籍選手をフルに並べる福岡は個性的で興味深い。
さて、次回は中2日でガンバ大阪。新戦力をよりミックスせざるを得ず、今シーズンの真の実力の一端が見えるような気がする。楽しみだぁね。
採点&寸評(名古屋グランパス)
【採点イメージ】 ※主な役割:管理人の推測、推察、願望 ※(+)、(-)は同一採点のなかで「より上の採点に近い」か「より下の採点に近い」かのイメージ、+-なしは真ん中 |
スターティングメンバー
FW 山﨑 凌吾(28)
6.5(-) | 前所属 | 期待される役割 |
湘南ベルマーレ |
①ゴールゲッター ②ポストプレイヤー |
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結果は出したが、物足りなさも 2点目は前線で潰れ、半分以上山﨑の手柄と言ってよく、結果は評価したい。ボールに絡む回数も多く、チーム最長の走行距離をみても1トップの選手として役割は果たした。
一方でキープ力は昨年同様物足りない。彼で時間が作れればチームは非常に助かるのだが…。実はポストプレイヤータイプではないことは知っているが、役割として間違いなく求められていると思う。あと、滑りすぎね。スパイク選び間違った?
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MF 相馬 勇紀(24)<~74分>
6.5(-) | 前所属 | 期待される役割 |
鹿島アントラーズ (loan) |
①サイドアタッカー ②ドリブラー |
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好調時の相馬が戻ってきた サロモンソンの背後のスペースを存分に活用し、序盤は再三にわたってサイドを突破した。思い切りの良さは一昨シーズンに近く、ようやくスランプから抜け出したのかもしれない。個人的には先発争いで後手を踏むと思っていたが、初戦からアシストも記録し、良いスタートを切った。侮ってごめんね、相馬。
足をつったこともあるが、後半から交代にかけては存在感が薄くなり、妥当なメンバーチェンジだった。
それと↓のようなインタビューがあったけど、動けすぎると故障しやすいので十分気をつけてほしいところ。
>思った以上に体がキレていた印象でしょうか? >そうですね。動けてしまう、いけてしまう、という感覚です。 |
MF 柿谷 曜一朗(31)<~81分>
6.0(-) |
前所属 | 期待される役割 |
セレッソ大阪 |
①チャンスメイカー ②ゴールゲッター |
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思ったよりも守備をする 第一印象は思ったよりも守備をする選手だということ。それどころかチェイスは巧い方ではないだろうか。まずは無難に初戦を終えたといったところか。
ただ、無難すぎて柿谷である必要はなかった。現状ではエスプリ力の高い阿部ちゃんの方がチームに対する貢献度は高いだろう。
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MF マテウス(26)【MOM】
7.0 |
前所属 | 期待される役割 |
横浜FM (loan) |
①ドリブラー ②サイドアタッカー |
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圧巻の先制点 素晴らしすぎる美技で先制点をゲット。去年同様の活躍を期待できそうな躍動。もし名古屋が優勝すればMVPを十分に狙えるだろう。
加えて2点目となる追加点、守備の献身性。スプリント、運動量はチームトップクラスで2得点の活躍とは恐れ入りすぎる。文句を言ったらバチが当たるレベルの助っ人は今年もチームを勝利に導いてくれそうだ。文句なしの”MOM”。
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MF 稲垣 祥(28)
6.5 | 前所属 | 期待される役割 |
サンフレッチェ広島 |
①バランサー ②アンカー |
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極まった卒のなさ 素晴らしいポジショニングや、気の利いたプレーでチームを支えた。いい意味で目立っておらず、卒のなさは去年以上に磨きがかかり、洗練されたように感じた。相方の米本はバタバタという印象を感じさせるだけに好対照。
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MF 米本 拓司(30)<~81分>
6.0 | 前所属 | 期待される役割 |
FC東京 |
①バランサー ②クラッシャー |
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プレーが硬く、少し怖い 悪い内容ではなかった。持ち味である守備力は一定以上に発揮できていたし、機能していた。ただ、どことなくプレーが硬く、ぎこちなさを感じさせ、少々怪我が怖い。気のせいであればいいのだけど、怪我の多い選手であるだけに心配だ。
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DF 吉田 豊(31)
6.0(+) | 前所属 | 期待される役割 |
サガン鳥栖 |
①サイドバック ②サイドアタッカー |
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相変わらずの堅実さ 機をみた攻め上がりで何本か良いクロスを上げ、そのうち1本は2点目に繋がっている。ずば抜けて有能なクロちゃんは今年も健在だ。なお、オウンゴールは事故のようなものと思うので、減点対象とはしない。
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DF 成瀬 竣平(20)<~74分>
6.0 | 前所属 | 期待される役割 |
名古屋グランパスU-18 |
①サイドバック ②サイドアタッカー |
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落ち着いて! 動きは良く、積極的にボールに絡んだ。守備も激しくいけており、全体としては及第点の出来。
ただ、1シーズンを通して戦った昨季の経験を活かし、落ち着いたプレーを望みたい。少しバタバタとしたプレーでもう少し余裕を持てば、より堅実さが増してくるように思う。
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DF 丸山 祐市(31)
6.0(+) | 前所属 | 期待される役割 |
FC東京 |
①センターバック ②ラインコントローラー |
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熟練のディフェンスリーダー プレー中の余裕が素晴らしい。中谷とのコンビは抜群で、チャレンジ&カバーリングはもはや阿吽の呼吸なのでは?
特にフィジカルの差があるFWとの戦いにおける「いなし方」は彼の巧さを感じる最たるプレーのひとつで、この日もファンマを上手くさばく場面が多々あった。
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DF 中谷 進之介(24)
6.0(+) | 前所属 | 期待される役割 |
柏レイソル |
①センターバック |
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強さ、速さのある鉄人DF 正直なところあまり鉄人的なイメージはプレーからは感じられないが、皆さんはいかがだろうか。少し幼い顔がそう感じさせるのかもしれない。しかし2年連続全試合フル出場、鉄人としか言いようがない。
なお、この日もしっかり”強さ”を発揮し、自責点0に貢献した。特に終盤の福岡のパワープレーにも屈することのない強さをみせた。
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GK ランゲラック(31)
6.0(-) | 前所属 | 期待される役割 |
レバンテ (SPA) |
①ゴールキーパー | |
少し試合勘が? 福岡の枠内シュートは0本であるため、大きなピンチは少なかった。ただ、特に序盤はポジショニングが不安定だったように思う。飛び出しの判断が悪くヒヤッとする場面もあり。
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途中交代 (AT除いて15分以上プレーした場合が採点対象)
MF 齋藤 学(30)<74分~>
5.5+ | 前所属 | 期待される役割 |
川崎フロンターレ |
①サイドアタッカー ②ドリブラー |
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やや気負ったか かかり気味と表現できるようなプレー。気持ちが先行し、プレーに余裕がなかった印象。ただ、移籍初戦ということもあり、気合いの表れと評価したい。
相馬との同キャラ対決は相馬がややリードか。(実際はキャラクター性能は異なります)
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DF 宮原 和也(24)<74分~>
5.5 | 前所属 | 期待される役割 |
サンフレッチェ広島 |
①サイドバック ②サイドアタッカー |
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優勝には彼の活躍が必須 短い時間の出場だったが2度ほどポカあり。オ・ジェソクが移籍した今季は彼の活躍に期待がかかる。復活願う。
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MF 前田 直輝 採点なし(81分~)
DF 木本 恭生 採点なし(81分~)
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