【採点&寸評】【J1 2節】11年振りの開幕2連勝 名古屋グランパス vs ジュビロ磐田

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明治安田生命J1リーグ 第1節


フォーメーション&試合結果 

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名古屋グランパス

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1

1-0

0-0

0

ジュビロ磐田

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採点(名古屋グランパス) 

 

11年振りの開幕2連勝。

 

勝利にふさわしかったかと言えば微妙なところもある。磐田にも多々チャンスがあり、正直なところ、どちらに転んでもおかしくはなかった。ただ、チームの出来は悪くはない。幸運に感謝しつつも、勝利に酔ってもよいと思う。

 

 

スターティングメンバー

GK ランゲラック 7.5【MOM】

ビッグセーブを再三繰り出し、無失点最大の立役者となった。

 

早くもJ1ナンバー1ゴールキーパーと言っていいのではないか。もちろんサポーターとしての贔屓目も大いにある。が、堅実なプレーはインターナショナルクラスであることは確かだ。

 

まず、プレイの選択がいい。シュートストップの場面では、その後をしっかりと考えたプレイを的確に選択し、追撃を許しにくいセービングをする。もちろん、それを実現する技術を持ち合わせている。

 

また、1対1で相手にプレッシャーをかけることも巧く、ボールホルダーは素早い決断をしなければ、すぐに選択肢を失ってしまう。この試合でも何本か川又が選択肢を失った。

 

そして何よりプレイに迷いが全く無い点が素晴らしい。確信を持ったプレーが多く、それだけにプレーの選択が早い。楢崎、武田がいる中、無用の補強と思っていたが、なるほど敢えて獲るだけの選手なのは間違いない。

 


DF ホーシャ 6.0
思った以上に左足のフィードが良い。

 

精度が高く、攻撃のスタート地点として、これから更にチームの武器となっていくことが予想される。ピンポイントのロングフィードもあれば、精度の高いグラウンダーの縦パスも出せる。また、パススピードの速い球を蹴れる点も彼の良さだろう。守備では高さで何度か跳ね返す部分もみせ、堅実なディフェンダーにみえる。

 

ただ、この試合で感心した点は別にある。味方が良いディフェンスをすると、プレイが切れた瞬間にすかさず駆け寄って、ハイタッチを迫るのだ。迫るのだ、というのは、その行動にやや戸惑ったような表情を浮かべる選手もいたからだ。それは、ハイタッチをするようなファインプレーではなくともハイタッチを迫られるからなのだろう。

 

しかし、めげずに味方を誉め続ける彼には、名古屋の新たなムードメーカーを期待したい。

 


DF 菅原 由勢 6.0

落ち着きを払ってプレーできている。

 

開幕戦に引き続き先発しているということは、実力からか、育成からか。監督の表面上の言葉をみれば、前者のみと思われるが、実際は後者の要素も当然あるだろう。昨シーズンも杉森が先発を続けるシーンがあったが、決して出来が良い試合を続けたわけではなかったことが証左のように思う。

 

が、菅原に話を絞れば、育成よりも実力の要素が大きいように思う。ちょくちょくポジショニングが悪い場面が散見されることや、ホーシャとの連携に熟成の余地があるが、十分にJ1で渡り合えている。

 

いずれ櫛引にチャンスが与えられる時期が必ずくるだろうが、菅原も思った以上に経験を積める1年になるかもしれない。

 


DF 宮原 和也 6.0

先制点のきっかけとなるクロスを上げた。

 

ほとんど攻撃に関与しなかった開幕戦に比べ、この試合での攻撃回数は増えた。 引き続き攻撃は左サイド過多だが、得点のきっかけを作った点は評価できる。

 

一方で今シーズンは守備の頑張りが目立つ。宮原といえば、攻撃的な選手という印象で、守備はやや軽いイメージが強かった。が、今季2試合をみれば、鋭いタックルが目立ち、安定感がある。

 

サイドバックとして、ワンランク上の選手に脱皮しつつあるのかもしれない。

  


DF 秋山 陽介 6.0(~72分)
開幕に比べれば上向き。

 

攻守に運動量があり、安定感という意味では前節に勝る。安定感こそ彼の武器だと思うので、今後も期待したい。

 

ただ、左サイドの守備については一言加えておきたい。スペースに出されたボールに彼一人であっても、もう少し粘りたい。これができればチームはだいぶ助かる。

 

もちろん、彼だけの責任ではなく、強烈な身体能力が売りの選手ではないので、酷な期待ではある。が、向上の余地はあるはずだ。

 


MF 小林 裕紀 5.5
いつもどおり攻守をフォローしたが、ややミスが多いか。

 

ただし、そのミスの多さも「彼にしては」という言葉を加えておく。走行距離トップの座こそ和泉に譲ったが、その差も数十メートルである。この日もよく走り、カバーリングやパスのつなぎ役として機能した。

 


MF 和泉 竜司 6.5

攻撃の要として躍動した。

 

シャビエルほど一瞬のキレがあるわけではなく、ジョーのように強靭なフィジカルがあるわけでもない。ただ、攻撃に関与する「率」が高い。従って、彼が今の名古屋の「攻撃の要」と言って間違いないだろう。

 

この日も青木と組む左サイドから何度かいいクロスをあげ、惜しいチャンスを作れていた。加えて中央でも組み立てに関与し、時にドリブルでアクセントをつける。彼の攻撃のタスクは多く、そしてそれを十分こないている。

 

もちろん、まだ向上の余地はあるし、向上していくだろうが、終盤左サイドバックに入るユーティリティも含め、名古屋で最も仕事をしている男と言っても過言ではない。

 


MF 長谷川アーリアジャスール 6.0
攻撃的なプレーは少なく、それ程目立つ活躍はなかった。

 

ただ、出来が悪かったという訳ではなく、役回りだろう。コンビを組む和泉に比べ、ポジションは低く、インサイドハーフというよりボランチと言った方が適切だった。

 

展開がオープンとなった後半は、何度か推進力をみせ、持ち前のダイナミックなプレーもあったが、局所的なものだった。 

 


FW 青木 亮太 6.0

開幕戦に比べて、攻撃に関与する回数は増えた。

 

和泉の項でも書いたが、左サイドの二人の連携はいい。この試合でも二人の連携から、ペナルティエリアに侵入するようなプレーがあり、十分脅威にはなっていた。

 

ただ、青木自身、今の布陣で自分を活かし切る術を掴みきっていないように感じる。昨シーズン、シャビエルと組んだ右サイドの輝きにはまだまだ遠い。とはいえ、時間がある程度解決する課題でもある。今はポジティブにチームの伸び代と捉えておきたい。

 


FW ガブリエル・シャビエル 7.0(90+4分)

この試合唯一の得点を叩き込んだ。

 

クリアボールが目の前にこぼれる幸運はあったが、それを確実に決められる技術は当然賞賛されていいだろう。それ以外でも自由なポジションチェンジから10番にふさわしく攻撃を司った。

 

スキル、スタミナ、スピードを兼ね備えたシャビエルのJ1初参戦はこれまでのところ期待どおりの船出といったところか。チームの活躍次第ではシーズンMVPも狙えるポテンシャルがあることを名古屋サポーターは知っている。

 


FW ジョー 6.0
何度かあったチャンスはモノにできなかった。

 

ただ、どちらかと言えば相手GKを褒めるようなチャンス逸であったし、彼自身はある程度の役割を果たしたと思う。この試合では強靭なフィジカルでDFを吹き飛ばすシーンもあり、今後の得点は大いに期待できるだろう。

 

気になるのは後半の運動量だ。序盤からそれなりにチェイスをしていたことが原因だと思われるが、目に見えて動きのキレは衰えた。まだまだコンディション上昇に余地があるということかもしれない。

 

 

途中交代

MF 玉田 圭司 採点なし(72分~)
引き続きコンディションは悪くなさそう。


FW 八反田 康平 採点なし(87分~)

 

FW 佐藤 寿人 採点なし(90+4分~)

今シーズン初登場。ただ、今季の出番はかなり限られるのではないか。 

 



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