明治安田生命J1リーグ 第6節
フォーメーション&試合結果
大分トリニータ |
0-1 0-2 |
3 |
名古屋グランパス |
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採点+短評(名古屋グランパス)
第7節前に絶対に観なければと思っていたんですが、中止ということでまるで7節かのような時間に6節を観てやりました。ちなみに中止は残念ですが、妥当な判断だと思います。
さて、序盤。「安定の不安定」という矛盾した言葉で呼ぶに相応しいいつものやつ。中盤の距離感が悪く、大分にスペースを使われた。が、大分が自らのミスで流れを断ってくれたおかげで大きな問題は起こらなかった。
以降はほとんど名古屋のターンだったと言ってもいい。もちろん、風間時代のように押込み続けるが”我らがサッカー”という意味ではなく、危なげなく組織が機能するという意味である。
今節はディフェンスの安定はそのままに、攻撃の連携が素晴らしく、今シーズン最高の出来と言って過言ではない。名古屋の攻撃に複雑な決まり事は見受けられないが、それが逆に選手の個性を殺していないと解釈すべきか。
1+3の攻撃陣が頻繁にポジションチェンジするが、それぞれの個性に沿った基本的な役割以外はおそらく自由なのではないだろうか。前田がやや中に絞りすぎ、右サイドの守備が後手に回ったが、それも後半には修正された。
8月のリーグ戦は柏、浦和、F東と力のあるチームと戦う。不安もあるが期待もあり、やはり上位争いの楽しさは格別、と思う今日このごろ。
【採点イメージ】 ※+、-は同採点のなかで「上より」か「下より」かのイメージ |
スターティングメンバー
FW 金崎 夢生 6.5+
ポストプレーから2アシスト。アグレッシブなプレーはチームに活力を与える。
MF 阿部 浩之 採点なし(~16分)
序盤で負傷交代。阿部のゲームメイクは不可欠なので早期復帰を望む。
MF 前田 直輝 6.5+
効果的ではない時間帯もあったものの、2点目、3点目と直接的に点に絡むプレーで結果を出す。
MF マテウス 7.0【MOM】
2点目はほぼ彼の得点。精度の高いプレースキック、ドリブルのキレもさることながら、守備での献身も高く評価したい。また、このコンディションで終盤まで落ちない運動量は驚異的。
MF 稲垣 祥 5.5(~66分)
後半、負傷交代。ボールには絡むが物足りなさが残る。連戦の疲れでコンディション不良か?
MF 米本 拓司 6.5(~80分)
終盤に負傷交代。プレーの振れ幅がやや上下に大きい印象だが、得点という結果を出した。
DF 吉田 豊 6.5+
先制点を奪取。この日は攻め上がりが多く、攻撃での貢献度が高い。もちろん守備でも丁寧かつしつこい素晴らしい対応を披露。
DF 中谷 進之介 6.5
中央で強さをみせる。丸山とともに最も替えがきかない存在。
DF 丸山 祐市 6.5
前節の不安定さは姿を消し、ポジショニング良さでDFラインを統率。
DF 成瀬 竣平 6.5+
過去最高の出来と言っていい。落ち着いて強度のある対応で守備力の高さをみせた。
GK ランゲラック 6.0+
終盤のCKラッシュを捌き切り無失点。1試合に1ビッグセーブはみせてくれる。
途中交代
MF ガブリエル・シャビエル 5.5-(16分~)
プレー時間は長かったが、流れの乗れず。モチベーションの問題もある?
MF シミッチ 6.0(60分~)
中盤の底からリズムを刻む。無難な出来だった。
FW 相馬 勇紀 採点なし(80分~)
※:採点詳報記事執筆時に気が変わって採点内容を(こっそり)修正することが(多々)あります。
→今シーズンは詳報しない予定
※:アディショナルタイム含まず15分以上出場した場合を採点対象としています。
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