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【採点&短評/J1 9節】名古屋グランパス vs 浦和レッズ

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明治安田生命J1リーグ 第9節


フォーメーション&試合結果 

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名古屋グランパス フォーメーション

名古屋グランパス

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6

5-0

1-2

2

浦和レッズ

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採点+短評(名古屋グランパス) 

さも10節の記事のようなタイミングで第9節の記事です。お盆もあっという間に終わりましたね。仕事だったけど、心做しかスローに時間が流れ、気持ちに余裕が持てるんで好きです。

 

さて、J8節。この試合はまさに爆勝と言っていい。前半だけで5得点。少し出来すぎのストーリーだし、当然浦和との実力差は点差に反映されていない。むしろ選手個々のレベルで言えば、浦和のほうが粒が揃っていると言っても過言ではない。

 

敢えて大勝に理由をつけるならば、浦和があまりにも相手を見ないサッカーをしていたという点だろうか。あれだけ点を取られながら最後まで前田を不自由にすることもなく、為す術なく4失点。1選手が複数得点を挙げるのが難しいのは、警戒されるが故である。浦和SBの山中の対応などはネジの一本でも外れていると考えなければ理解できない。

 

もう少し明確な差を言うならば守備の組織力は明らかに完成度が異なる。いったいどこでハメるつもりなのか全くわからない浦和のプレスは自ら首を絞め続け、名古屋に攻撃の糸口を与えた。浦和からは「攻撃したい!」という気持ちのみが伝わってくるが、どう勝つのか、というビジョンはまるでみえなかった。

 

最後に名古屋についても触れておこう。チームは余裕を持った試合運びが出来てきた。大きな点差も理由の一つだろうが、ここは成長とみたい。もう少しでワンランク上の、もっと言えば優勝争いができるだけのチーム力を備えることが出来そうな予感を感じさせた。

 

今シーズンの名古屋は何しろ応援していて楽しい。やっぱり勝つって気持ちいい。

 

【採点イメージ】
7.5:ひとりで試合を決める圧倒的なパフォーマンス。
7.0:突出したパフォーマンスでチームを牽引した。
6.5:優れたパフォーマンスでゲームに関与した。
6.0:平凡なパフォーマンスだがチームには十分貢献した。
5.5:平凡なパフォーマンスだがチームへの貢献はやや物足りない。
5.0:パフォーマンスが悪く、チームのブレーキとなった。
4.5:パフォーマンスは決定的に悪く、停滞の要因のひとつとなった。
4.0:試合を壊す要因をつくり、猛省すべきパフォーマンス。

※+、-は同採点のなかで「上より」か「下より」かのイメージ。無印が真ん中。

スターティングメンバー

FW 金崎 夢生 7.0+(~82分)

 2アシスト。自身こそまだ得点がないが、黙々とアシストの山を築いている。これだけトップでボールを収めてくれるとチームは相当に楽な上に、決定的なパスまで出せ、既に欠かせない存在となっている。

 

MF 前田 直輝 7.5+(~53分)【MOM】

 怒涛の4得点。消える時間も多い選手だが、一瞬の切れ味で決定的な仕事をする。この日は圧倒的な決定力をみせた。浦和の山中がいくら得点を重ねても無防備にゴール前を晒し続けてくれたこともあるが、4得点はそう出来るものではない。サイドの選手というイメージだが、プレースタイルを考えても、ストライカーとしてキャリアを歩むのもひとつの手かもしれない。

 

MF ガブリエル・シャビエル 7.0(~69分)

 1得点2アシスト。コンディション不良が伝えられていたが、結果を出した。序盤は攻撃陣の中で一人絡めていない形だったが、徐々に盛り返した点は流石。とは言え得点時に笑顔はなく、心配な面も。

 

MF マテウス 7.0(~82分)

 2点目をアシスト。スペースがある試合では本当に活き活きとプレーする。もはや攻撃の柱だが、守備の貢献度が高い点も見逃せない。前回も書いたが、これだけ酷使されても運動量を保つ点はもはや異常という他ない。

 

MF 稲垣 祥 6.5+

 相変わらず気の利くポジショニングが巧い。地味ながら攻守ともに安定感は抜群で、チームに穴を作らないプレーは過密日程でより高い価値を示している。

 

MF シミッチ 6.5+(~53分)

 CKから3点目をゲット。中盤のボールの拠り所として機能した。足首を痛めたようだが、ボランチに窮している現状で離脱だけは勘弁してほしい。

 

DF 吉田 豊 6.5

 的確な守備と攻撃で前線、DFラインの両方に貢献した。数字には表れないが、どちらにおいてもしっかりと存在感のあるプレーをみせた。

 

DF 中谷 進之介 6.5

 レオナルドに2点を献上したものの、力強い守備で大方の場面で引けは取ってはいなかった。ただ、2失点目の関根にまんまと股を抜いたクロスを上げられた点は、防ぐことができたはず。とは言え大勢に影響はなかったため減点は限定的とした。

 

DF 丸山 祐市 6.0+

 絶妙なポジショニングはいつもどおり。一方で失点時はDFラインがバタバタした。やや疲れがあるのか、いつもよりプレーに安定感がなかった印象もある。

 

DF 成瀬 竣平 6.0

 このコンディションで終盤まで走り切る豊富な運動量は評価できる。この評価は彼の「頑張り」に対するものと言い換えてもいい。ただ、1失点目はレオナルドに翻弄されてしまった。また、全体的なプレー精度は落ちてきているようにも感じる。

 

GK ランゲラック 6.0

 2つの失点は彼としては対応が難しかったろう。バーやポストに助けれれた場面もあったが、安定したプレーだった。

 

途中交代

MF 相馬 勇紀 5.5+(53分~)

 昨シーズンに比べると安定感がないように感じる。モチベーションの問題なのか。実力の片鱗をみせることは多いのだが、片鱗のみに終わることも多い。

 

MF 秋山 陽介 5.5(53分~)

 ボランチ不足の中、チームの力となっている。ただ、ボランチ秋山にどのような特徴があるのか掴みにくい。このままでは穴埋めの域を出ない。

 

MF 太田 宏介 採点なし(69分~)

 どこか個人の功を焦っているように感じるのは気のせいか?バランスを崩すほどではないが、攻撃的な姿勢がやや強い印象。

 

FW 山﨑 凌吾 5.5(82分~)

 好調をキープしている雰囲気は感じられた。金崎の牙城は高いので、2トップでも使わせたいと思わせることが出来るか。

 

MF 石田 凌太郎 5.5-(82分~)

 だいぶ慣れてきた。そろそろルヴァンあたりで先発させても良いのではないか。

 

※:採点詳報記事執筆時に気が変わって採点内容を(こっそり)修正することが(多々)あります。

 →今シーズンは過密日程につき、採点詳報記事は書かないと思います…

※:アディショナルタイム含まず15分以上出場した場合を採点対象としています。

 



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