明治安田生命J1リーグ 第5節
フォーメーション&試合結果
名古屋グランパス |
0-0 3-0 |
0 |
横浜FC |
【スポンサーリンク】
開幕5連勝。いやぁ、めでてぇめでてぇ。
川崎さんは5連勝後の引き分けですっけ?さて、単独6連勝ありますかね?
戦評
横浜FCの堅いブロックもあり、前半は得点が出来なかった名古屋であったが、後半は52分、63分とタイミングよく点を取り、終了間際にはダメ押しの3点目。
相手のスキがなければ無理せず最終ラインから組立直す。ボールを保持していれば前線のアイデアやサイドの突破力でチャンスを作れる可能性は高い。
ときに横浜FCに押し込まれる時間帯もあったが、全員守備で亀のようなブロックを築き、相手は容易に攻め入れない。十分に相手がみえているから押し込まれていても押し込まれない。
点が取れれば余裕のかる守備からカウンター。この試合ではまさに理想の展開で勝利をモノにした。
点が取れなかろうが、相手に攻められていようが、落ち着いてやるべきことを成す。それが出来る名古屋は紛れもなく強いチームと言っていいと思う。過密日程の中、上手く選手を回し、誰もが主役になり得る。
いや、正直なところこれほど盤石な名古屋は見たことがないかもしれない。いや、マジで。
採点&寸評(名古屋グランパス)
【採点イメージ】 ※主な役割:管理人の推測、推察、願望 ※(+)、(-)は同一採点のなかで「より上の採点に近い」か「より下の採点に近い」かのイメージ、+-なしは真ん中 |
スターティングメンバー
MF 柿谷 曜一朗(31)【MOM】<~90+1分>
7.0 | 前所属 | 期待される役割 |
セレッソ大阪 |
①チャンスメイカー ②ゴールゲッター |
|
献身的という言葉がふさわしい 柿谷という選手はこういう選手だったのか、と思わせる出来。何しろ守備の献身性が抜群に高かった。攻撃面でもフィットしてきており、貢献度も高かった。
また、ファーストディフェンダーとしての動きが秀逸。金崎との2枚看板になれば名古屋のトップは安泰。そうか、だからこのポジションに安易に外国籍選手を取らないのだろうか…?
|
MF ガブリエル・シャビエル(27)<~57分>
6.0 |
前所属 | 期待される役割 |
ヴィトーリア (BRA) |
①チャンスメイカー ②ゲームメイカー |
|
卒なくこなしているのだが 悪くはない。ゲームを作る役割をある程度担えていたし、時に存在感のある攻撃もしていた。守備もしてくれる。うーん、ただ名古屋の10番を背負うには物足りない。いや、出来るはずだろ、シャビエル様。
|
MF 相馬 勇紀(24)
7.0 | 前所属 | 期待される役割 |
鹿島アントラーズ (loan) |
①サイドアタッカー ②ドリブラー |
|
U24に選ばれて然るべきプレー しっかりとした守備、キレのある突破、精度の高いクロス。能力を遺憾なく発揮し、2点目のきっかけを作り、3点目は見事なアシストだった。
今シーズンの好調は体重を絞ったこと、迷いがないこと。五輪後はベルギーあたりで暴れてほしい。
|
MF 前田 直輝(26)<~71分>
6.5 | 前所属 | 期待される役割 |
松本山雅 |
①ドリブラー ②ゴールゲッター |
|
先制点を奪取 吉田の素晴らしいクロスから得点。ゴール前への良いランニングだった。また多少のロストもあったが、ドリブルは良く、攻撃のアクセントにはなっており、その他のプレーも及第点。
一方で柿谷のチェイシングに比べると質、量とも大きく劣っており、守備の貢献度は物足りない。もう少し賢く守ることはできるはずだ。
|
MF 稲垣 祥(28)
6.5(+) | 前所属 | 期待される役割 |
サンフレッチェ広島 |
①バランサー ②アンカー |
|
異次元の黒子 守りの行動範囲だけではなく、攻撃の行動範囲も広げてきた。つまり、ピッチの全面が彼の戦場であり、通常ではあり得ない。高いポジショニング能力があるからこそ実現されるプレーだろう。
開幕から引き続き好調をキープしているが、少なくとも国内リーグ戦では欠かせない選手なので上手く休みながら使われてほしいところ。まあ、タフさも十分異次元なんだけどね。
|
MF 米本 拓司(30)<~90+1分>
6.5(+) | 前所属 | 期待される役割 |
FC東京 |
①クラッシャー ②ゲームメイカー |
|
日本人離れ 御存知の通りクラッシャーぶりは日本人離れしたプレーを持つ選手であり、この試合でも遺憾なく発揮された。
一方で攻撃でも日本人離れした組み立てをすると感じている。この試合でも長く、相手の急所を突くようなサイドチェンジを何本かみせた。ボールの質というのだろうか、いかにも米本らしい軌道を描くのである。うーん、わかってくれる人はいるだろうか。
|
DF 吉田 豊(31)
6.5(+) | 前所属 | 期待される役割 |
サガン鳥栖 |
①サイドバック ②サイドアタッカー |
|
1アシストと多量で丁寧な仕事ぶり カウンターから前線に躍り出て、見事なクロスで先制点をお膳立て。この試合でも攻守に質、量共に申し分ないプレー。
典型的な吉田すぎてコメントももはや出てこない。
|
DF 宮原 和也(24)<~81分>
6.5(-) | 前所属 | 期待される役割 |
サンフレッチェ広島 |
①サイドバック ②サイドアタッカー |
|
ポジション争いは2歩リード 調子は尻上がりに上がっており、さすがのプレーをみせた。正直なところローテーション以外に成瀬を使う理由がなくなった。
頭の良さと基本性能の高さを武器とする選手で、同じサイドバックならば内田篤人を彷彿とさせる。今シーズンは1ランクプレーのレベルが上ったと思う。
|
DF 丸山 祐市(31)
6.5(-) | 前所属 | 期待される役割 |
FC東京 |
①センターバック ②カバーリング |
|
まだまだ余裕がある 安定のカバーリングで卒なく名古屋のピンチを刈り取っていく。チーム全体の守備意識が高まっているため、今シーズンは丸山が慌てるシーンはまだ数えるほど。
正直なところ年齢があと数歳若ければ、代表選出は丸山だったと思う。
|
DF 中谷 進之介(24)
6.5(-) | 前所属 | 期待される役割 |
柏レイソル |
①センターバック ②チャレンジ |
|
ついに日本代表DFに これだけチームで結果をだしており、まだ実は若いのだ。日本代表選出はある意味で当然だと思う。この試合でも強度の高いチャレンジをいくつもみせ、攻撃でも何本かいい縦パスがあった。
伸び代はまだまだ大きい。代表から持ち帰ったものをチームにも還元してほしい。
|
GK ランゲラック(31)
6.0(+) | 前所属 | 期待される役割 |
レバンテ (SPA) |
①ゴールキーパー |
|
活躍の場面は少ない ピンチというピンチはなく、最後まで落ち着いたプレーをみせた。GKが給料泥棒であるぐらいがチームとしてはありがたい。
|
途中交代 (AT除いて15分以上プレーした場合が採点対象)
MF マテウス(26)<57分~>
6.5 |
前所属 | 期待される役割 |
横浜FM (loan) |
①ドリブラー ②サイドアタッカー |
|
短い時間でも結果を出す 珍しくスターティングメンバーを譲ったが、ピッチに立って5分程度で結果を出す。さすがとしか言いようがない。プレー内容も攻守においていつものマテウスであり、貢献度は限りなく高い。
|
FW 山﨑 凌吾(28)<71分~>
6.5 | 前所属 | 期待される役割 |
湘南ベルマーレ |
①ゴールゲッター ②ポストプレイヤー |
|
今シーズン初得点 何度か先発で使われたものの、この試合で今シーズン初得点。良い流れを作れるといい。徐々にプレー精度は高まってきているので、今後の伸びに期待したい。
|
MF 齋藤 学(29)採点なし<90+1分>
DF 木本 恭生(24) 採点なし<90+1分~>
■ ブ ロ グ ラ ン キ ン グ ■ 【気が向いた時にでもポチってください!】 |
■ ハ イ ラ イ ト ■
【DAZNハイライト】名古屋グランパス vs 横浜FC(H) 2021明治安田生命J1リーグ 第5節
■ 次 節 ■
3/21(日)16:00~
鹿島アントラーズ vs 名古屋グランパス
@カシマサッカースタジアム