【GL総括】【U23選手権】上出来の監督、期待出来る守備陣、物足りない攻撃陣

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AFC U-23選手権中国2018 グループリーグ 総括


グループリーグも終わり、今日からノックアウトラウンドです。しかも相手は因縁のウズベキスタン。M-150カップの決勝でPK戦の末に敗れた相手です。

 

ということで、その前にGLを総括しておこうと思います。U-23カテゴリの大会でU-21で挑んでるわけで、正直なところ勝ち続けている、しかも相手に劣っていないというだけで立派なのだとは思います。が、多少不満な点も。

 


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森保監督の評価

3試合を振り返れば"上出来"と評価していいように思う。

 

まずは「突破を決めた」こと。そして「ほとんどの招集選手に出場機会があった」こと。この2点をもってだけでも十分評価に値する。言い換えれば"結果"と"選考"、そして"経験"という三兎を追えていると評価していい。

 

追えていない"四兎目"を挙げるならば「チームの構築」ということになるだろうか。が、端からチーム作りは"最低限"に抑えているようにもみえる。そもそも招集選手に制限をつけている大会である。ベストではないメンバーでチームを作っていくことの意味は薄いと考える方が正しいのかもしれない。

 

GLの3戦は上手くいかないことも多かった。例えば初戦は攻撃の停滞が著しい。また、2戦目は強引に攻め過ぎ、チーム全体が試合をコントロールできなかった。どちらも指揮官がチームを修正すれば解決するような問題だったように思う。が、試合の大部分の時間で問題は片付かなかった。

 

これは、森保監督から具体的な指示がなかったのではないかと考える。もちろん、敢えての行動だ。それは、1.5軍であるこのチームの、ひとりひとりの選手の"考える力"、"試合を読む目(特に国際試合における)"を伸ばそうという狙いがあったように思える。

 

もちろん、この推測は100%想像でしか無い。が、試合中の森保監督は随分無邪気で明るい表情をしている。その表情は、試合のコントロールを選手に任せているからこそであるようにも思える。そう考えれば、的を外しきった想像とも言えないのではないか。

 

 

選手の評価

では、GLにおける選手の評価はどうか。

 

まず、攻撃陣は、やはり物足りない。率直に言って別の選手であるべきか、現状の選手が相当なレベルアップを果たす必要があるだろう。

 

もちろん、堂安や久保といったサイドやシャドーをこなせる選手や、小川という成長を期待させるFWがこの大会には呼ばれていない。なので、他の選手がこの問題を解決する可能性はある。

 

が、三好や遠藤は、それら選手と同等の評価を築いてきたはずだ。その点を考慮すれば、彼らは完全に不合格と言っていい。コンディションの問題があることは承知の上だが、それでも違いを作れるだけの力があると思っていただけに残念な結果ではある。

 

一方で、ボランチとセンターバックの守備陣は合格点と言える。

 

まずボランチについて。このポジションがストロングポイントになるとは思わないが、誰が出ても攻守に大きく力を落とすことはなかった。また、誰もが一定以上にゲームを作る能力があることは、チームに安定感をもたらした。

 

一押しを挙げるならば、3戦目で活躍した伊藤だろう。パス能力が高く、長短の配給でチームのリズムを作れる。そして攻め上がりのタイミングが抜群に良い。思い切りがよく、実際に3戦目ではアシストという結果も残した。

 

最後にセンターバックだが、このポジションが最も明るい。全選手に高さがあり、足元も悪くないメンバーが揃っている。日本のウィークになりやすいポジションであるだけに、招集されていない冨安、中山も含め、フィジカルに恵まれた人材が豊富であることは心強い。

 

個人的にはセンターバックの一番手に立田を推したい。彼はM-150カップから安定したプレーをみせている。ボール奪取の読みや、フィードの能力が高く、ポテンシャルは相当に高い。エスパルスで未だリーグ戦に出場していないとのことだが、既に十分Jでやっていける力はある。

 

リーグ戦に出場していないということを好意的に解釈すれば、伸び代がまだまだあるとも言ってもいいかもしれない。東京五輪本番で守備ラインの真ん中に彼がいる可能性も低くはない。

  



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