明治安田生命J1リーグ 第29節
フォーメーション&試合結果
名古屋グランパス |
0-0 1-2 |
2 |
FC東京 |
【スポンサーリンク】
(1試合お休みしましたが、台風による延期により中3週で投稿。なんて仕事をしないブロガーなのかと。)
試合概要
3連敗。
残留は確実かと思われた勢いはもはや無い。この日もスタートからしっくりこない。やや持ち直した時間帯もあったが、総評すれば出来は良くなかった。
一歩目の動き出しが遅い、セカンドボールが拾えない、球際の執念はFC東京と比べると格段に劣った。台風による延期といっても高々中2週だ。大きな影響だとも思えない。
奪われた先制点はまさに今日の名古屋と東京を象徴していたかもしれない。タッチライン際、諦めなかったディエゴ・オリヴェイラとあっさりと見送った金井。もしかしたら本当はラインを越えていたかもしれない。が、それは関係ない。
それに2失点で名古屋は諦めたようにもみえた。もちろん、全員ではない。ただ、逆に言えばチームがばらついているのかもしれない。シャビエルの試合後インタビューに気になる言葉があった。
「チームに欠けているのは仲間同士の信頼だと思います。」
重症ではないと思いたい。2試合延期分があるとは言え、自動降格圏まで勝ち点1差まで追い詰められている状況なのだから。
(それにしても永井。雑なミートがたまたまヒットするシーズン何本かあるミラクルシュート。同じ試合でオリヴェイラをキレさせたへなちょこシュートを蹴った選手だとは思えん。計算は出来ないけど、永井はこういうのがあるから怖いんだよなぁ…)
採点&寸評(名古屋グランパス)
【採点イメージ】
※主な役割:管理人の推測、推察、願望 ※攻撃、守備:ポジションなりの頑張り度(◎、○、△、☓) |
スターティングメンバー
FW ジョー(31)
6.5 | 前所属 | 主な役割 | 攻撃 | 守備 |
コリンチャンス/BRA | ・ゴールゲッター ・ポストプレーヤー |
○ | ○ | |
名古屋で最も頑張った選手。
引き続きコンディションは良さそうで、やるべきことをしっかりとこなしていた。
ただ、この日も中盤に下がってゲームを作り、サイドに流れてボールを受けた。これは悪い傾向で、ボールがスムーズにジョーに入っていない状況で起こりがちだ。中央に構えてこそ彼の驚異が最大化する。
|
FW 青木 亮太(22)<~66分>
5.0 | 前所属 | 主な役割 | 攻撃 | 守備 |
流経大柏高 |
・ゴールゲッター ・ドリブラー |
△ | ○ | |
先発投入にはまだ少し早い。
多少の好プレーはあったが、存在感は薄い。何より強気で勝負の姿勢がほとんどみられず、ゴール前でパスに逃げる場面があったことが、まだまだ完調ではないことを物語っている。
|
MF 前田 直輝(23)
6.0 | 前所属 | 主な役割 | 攻撃 | 守備 |
松本 |
・サイドアタッカー ・ドリブラー |
○ | ○ | |
名古屋で最も脅威だった選手。
サイドから切り返して、何本か惜しいシュートを放った。ただ、彼の秀でたゴールセンスを100%発揮するにはやはり中央での起用が必要だと感じる。サイドではどうしても”輝く頻度”が少なくなってしまう。
|
MF 玉田 圭司(38)
6.0 | 前所属 | 主な役割 | 攻撃 | 守備 |
C大阪 | ・チャンスメイカー ・サイドアタッカー |
○ | ○ | |
相変わらずアクセントになるプレー。
ただ、決定的なチャンスを作るまでには至らず。この日は守備でも何度かいい形でボールを奪い、左サイドで機能したと言っていい。
一方で2点差になってから諦めるのも早かったように思える点は気になった。
|
MF 和泉 竜司(24)
6.0 | 前所属 | 主な役割 | 攻撃 | 守備 |
明治大 | ・ゲームメイカー ・バランサー |
○ | ○ | |
開始13分の宮原の負傷によって、ボランチから右サイドバックに持ち場を移した。
ここ最近の逸ったプレーはみられず、右サイドでも和泉らしい献身的で堅実なプレーをみせた。攻撃に絡む回数も多く、スクランブル右サイドバックだったが、及第点以上の出来だった。
|
MF 小林 裕紀(29)
5.0 | 前所属 | 主な役割 | 攻撃 | 守備 |
新潟 | ・バランサー ・ゲームメイカー |
△ | ○ | |
攻守にミスが多かった。
ポジショニングは悪くなかったが体のキレは明らかにない。簡単に振り切られたり、危険な位置でボールを奪われることもあった。加えて組み立てでも存在感を示せず。右膝にテーピングを巻いていたが、関係があるのかもしれない。
また、1本あった絶好機はゴールに叩き込んでおきたかった。
|
DF 金井 貢史(28)<~75分>
4.5 | 前所属 | 主な役割 | 攻撃 | 守備 |
横浜FM | ・サイドアタッカー ・クロッサー |
△ | △ | |
失点場面はさすがに心証が悪い。
ディエゴ・オリヴェイラのタッチライン際の粘りに対して金井のあっさりとした対応。確かに、体を入れ替えられてしまっていたため、喰らいついても結果は同じだったかもしれない。ただ、気持ちはみせてほしかった。
加えて得意の攻撃でも存在感は薄かった。
|
DF 宮原 和也(22)<~13分>
採点なし | 前所属 | 主な役割 | 攻撃 | 守備 |
広島 | ・サイドアタッカー ・クロッサー |
- | - | |
開始13分で負傷交代。
体はキレていそうだっただけに残念な結果ではある。ただ、怪我も軽くはなさそうとのことなので本当の問題はこの先だろう。台風によって作られた秋の連戦に間に合わなければ影響は大きい。
|
DF 丸山 祐市(29)
6.5 | 前所属 | 主な役割 | 攻撃 | 守備 |
東京 |
・ビルドアップ |
○ | ○ | |
2失点だがCBの仕事は果たした。
特に前へチャレンジする姿勢は高く評価したい。読みの精度も良く、効果的なプレーも多かった。中谷との連携も深まり、安心してみていられるDFラインになりつつある。
|
DF 中谷 進之介(22)
6.0 | 前所属 | 主な役割 | 攻撃 | 守備 |
柏 |
・ビルドアップ |
○ | ○ | |
永井と互角に戦った。
失点も喫し、一度ぶっちぎられはしたが、永井を抑える場面も多く、引き分けとしたい。もちろん、永井の拙攻に助けられた部分も多々あるが、中谷の対応は悪くなかった。
|
GK ランゲラック(30)
6.0 | 前所属 | 主な役割 | 攻撃 | 守備 |
レバンテ/SPA | ○ | ○ | ||
2失点は致し方なしか。
どちらも相手の頑張りを褒めるべき失点と言っても違和感はない。この試合でもファインセーブを何本かみせ、フィードも良かった。
|
途中交代
MF 長谷川アーリアジャスール(29)<13分~>
5.5 | 前所属 | 主な役割 | 攻撃 | 守備 |
大宮 | ・ゲームメイカー ・バランサー |
△ | ○ | |
チームにハマっていない印象。
異分子としてプラスに働くこともあるが、この日はやや浮いた存在になってしまった。チームに溶け込むことが出来ず、あまり効果的なポジショニングではなかったように思う。また、一歩目の出足が遅く、これは試合感なさと判断すればいいだろうか。
|
MF ガブリエル・シャビエル(25)<66分~>
5.5 | 前所属 | 主な役割 | 攻撃 | 守備 |
ヴィトーリア/BRA | ・チャンスメーカー ・ゲームメイカー |
○ | ○ | |
待望の試運転開始。
本調子には遠く、あくまで慣らし運転ではあったが、やはりシャビエルがいるとチームが変わる。確たる預けどころであり、ボールの供給場所であることからチームに芯ができるように感じる。
|
DF 秋山 陽介(23)<75分~>
5.5 | 前所属 | 主な役割 | 攻撃 | 守備 |
早稲田大 | ・サイドアタッカー ・クロッサー |
○ | ○ | |
短い時間ではあったが、活きの良さはみせた。
左サイドを積極的に駆け上がり、何度か見せ場を作った。気合いが全面に出ていて、終盤に期待させてくれた数少ない選手の一人。
|
■ブログランキング■ 【気が向いた時にでもポチってください】 |
■ハイライト(Youtube)■
【公式】ハイライト:名古屋グランパスvsFC東京 明治安田生命J1リーグ 第29節 2018/10/7