明治安田生命J1リーグ セカンドステージ 第8節
【マッチプレビュー】
15戦未勝利。偉大な記録は継続中である。
前節、為す術もなくサンフレッチェ広島に敗れ、光明も見えなかった。新たなヘッドコーチ招集の変化すらも特段見えない。敢えて言えば、田口、小川は戦線に復帰してきたことを光と表現してもいいかもしれない。いや、それはあまりに微光か。
強豪3連戦、正直なところ勝ちは諦めてもいる。諦めているが、何か希望だけはあってほしいとは思ってもいる。降格回避は諦めてはいない。
フォーメーション&試合結果
名古屋グランパス |
0-1 0-1 |
2 |
浦和レッズ |
採点(名古屋グランパス)
希望はあったように思う。
GK 楢崎 正剛 5.5
失点はノーチャンスと言っていい。どちらもゴールキーパーの泣き所を突かれた。脇、頭上はどうしようもない。西川ほどの派手なフィードではないが、手堅く味方に届けるフィードはもっと評価されていい。
DF 竹内 彬 5.0
中央で翻弄される姿が目立つ。コンビネーションについていけず、立ち尽くし、間に合わず、後手を踏む。浦和には、読まなければ対応できない。
DF 大武 峻 4.5
1対1に安定せず。また1失点目の対応は致命的過ぎる。無闇に飛び込み武藤にシュートコースを提供した。
DF 酒井 隆介 5.0
右サイドバックのような役割もこなす。攻撃的なセンターバックとして右サイドに位置し、矢野を押し上げた。しかし、2失点目は彼の責任が大きい。ズラタンに競り負け、西川にアシストを与えた。
DF 安田 理大 4.5
攻撃時にミスが多すぎた。いざチャンスという肝心の場面を3,4度潰した。守っても冴えない。よく交代されなかった。
DF 矢野 貴章 5.5
右サイドでよくボールに触れた。よく攻撃に絡んだ、と言いたいところだが、高い位置を取る頻度に比して、結果に結び付きにくい。精度が足りれば、頭一つ抜け出す選手になるが。
MF イ・スンヒ 5.5
守備的な守備的MF。奇妙な言葉だが、明神との役割分担ではそうなる。攻撃時はディフェンスラインを形成し、守備では一定の効力を発揮した。が、浦和のハイプレスに危険な位置で潰されることが散見された。プレスをかけることは得意でも逆は慣れていないらしい。
MF 明神 智和 6.0
攻撃的な守備的MF。攻撃に関与する分、こちらがボランチという役割に近いか。持てる力を最大限発揮し、チームを操ろうとする姿勢は賞賛すべき。ただ、悲しいかな荷が重い。
MF 和泉 竜司 5.5
時に見せる粘り腰のキープは彼の長所。しかし、決定的な場面で精度を欠くなど何かを成し遂げることなく交代。
MF 田口 泰士 6.0
復帰したキャプテン。やはりこの男を経由すると抜群にボールが生き生きとする。決定的な仕事は遂に出来なかったが、希望ではある。
FW 永井 謙佑 5.5
活かされない。彼に普通のワントップをやらせても意味が無い。不器用なポストプレーを見ていると涙も出かねない。スペースを狙え!という標語だけではなく、もう少し具体的な活かし方を共有するべき。
MF 小川 佳純(61分~)6.0
左サイドでいいアクセントになった。先発から使われるかは難しいところだが、彼の復帰は頼もしい。
FW 松田 力(69分~)5.5
名古屋で唯一ストライカーであったかもしれない。結果は出せなかったが、引き続き好調にみえる。
MF 磯村 亮太(77分~)採点なし
あとがき
変化、感じました。守備的な選手を中盤の底に並べているだけ。そんな風に見えた明神、イ・スンヒだったけど、だいぶシステマチックになってきましたね。これってボスコ効果?
次節は柏、一筋縄じゃあいきませんが、関東圏なんで現地にて応援も検討します!
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【ハイライト】名古屋グランパス×浦和レッズ「2016 J1リーグ 2nd 第8節」