明治安田生命J2リーグ 第20節
遂に連敗を脱した名古屋。ただ、同時にその出来には道のりの長さも感じた。
着実に前へは進んでます。が、ここまでの進捗を考えれば昇格は紙一重なことも確か。昇格が全てではないことは承知しているけど、うん。もう少し様子をみてみよう。
フォーメーション&試合結果
名古屋グランパス |
2-0 0-0 |
0 |
V・ファーレン長崎 |
採点(名古屋グランパス)
誰が良くて、誰が悪いのかという試合でもなかった。名古屋は、ほどほどの出来で長崎の拙攻に助けられた部分も大きい。
GK 楢崎 正剛 5.5
2試合欠場後の復帰戦。
飛び出しに危うさを覗かせる部分も無くはなかったが、それ以外に大きな問題は無かった。
DF 磯村 亮太 5.0
攻守に中途半端だった。。本来持ち味である攻撃が活発だったと言う訳でもなく、守備で致命傷を追ったわけでもない。
ただし、長崎の拙攻が致命傷を与えなかったというだけで、守備が機能したとは言わない。その割りには攻撃でも存在感があったわけでもない。つまり、この磯村をCBに配す意味は薄い。
DF 小林 裕紀 5.0
磯村と似たような役割を課されたセンターバックでどちらも同じような出来だったため、寸評は同様。彼もCBに配す意味が薄い。
DF 宮原 和也 5.5
標準的な宮原であった。
後半やや調子を上げる点、逆にエンジンが温まるまではおとなしい点。ただ、前節のような軽い守備はあまり見受けられなかった点は評価したい。
DF 内田 健太 5.5(~63分)
先制点に繋がる素晴らしいダイレクトパスを通す。
それ以外にも随所にキレのある動きをみせた。特に対面のディフェンダーを一枚剥がすドリブルは大きなチャンスを作る。後半、ややミスが増えた時間帯もあったが、最後まで驚異になれていた。
MF 田口 泰士 5.5
この試合でも名古屋の司令塔ではあったが、やや精度を落とした。
ただ、精度は低いことは確かではあるが、いつもより「怖いパス」は多かったように思う。可能性は低いが、通ればチャンスが広がるようなパスの割合は普段より増えた。
MF ワシントン 6.0
いつものワシントンであった。
相変わらず攻撃へ関与しようという意欲はある。が、前目のポジショニングはあまり報われていない。一方でここ最近効果を高めつつある縦パスはこの日も悪くなかった。
MF 和泉 竜司 6.0
追加点となる2点目をアシスト。見事なピンポイントクロスだった。
粘りのある守備から奪ったボールをそのままゴールに繋げた点も評価は高い。ただ、開幕当初の身体のキレは失いつつあるように思う。
MF 青木 亮太 6.5(~85分)【MOM】
喉から手が出る追加点を奪った。名古屋の左高右低の攻撃バランスを演出した人物でもあり、引き続き好調にみえる。
ただ、個人的にはサイドバックの方が脅威であるように思う。この日は中盤に入ったが、低い位置から泳ぐようにボールを運ぶドリブルの方が、チームにとってより価値が高い。
MF 杉森 考起 5.5
実効的なプレーという意味ではなかなか評価しづらい。
良いプレーもあるが、試合を通してみればどうしても安定性が落ちる。ただ、この日は守備でも気合をみせ、好感を抱かせた。
MF 佐藤 寿人 5.0(~53分)
未だ持ち味は発揮されない。
随所に光るプレーはあれど、なかなか可能性を感じられないという点では開幕からほとんど進歩はない。年齢の限界か、役割に馴染まないか。後者のような気はする。
FW シモビッチ 5.5(53分~)
スタメンを外れた。
一定の仕事はこなしたが、キレは薄い。ベンチスタートは戦術的な理由というより、コンディションの問題なのかもしれない。
MF 深堀 隼平 5.5(63分~)
杉森と同系列のスピードあるドリブル突破が武器の若手のようにみえる。
気合いが乗りすぎたのか、無謀な突破もあったが、初出場ならばこれぐらいでいいのかもしれない。ウェイトの軽さは気になるが、ご祝儀も含め、及第点としておく。
FW 櫛引 一紀 採点なし(85分~)
■ブログランキング■ 【気が向いた時にでもポチってください】 |